■大雨による災害が発生しやすい季節を迎えます
地球温暖化により空気中の水分量が増えることで、これまでに経験したことのない豪雨災害が頻発しています。今一度、個人、家族、地域で災害への備えを再確認しましょう。
◆今できること
(1)地図を見る
自宅や想定する避難ルートを確かめ、実際に歩いて危険箇所を確認しておきましょう。
(2)避難行動判定フローを確認する
災害発生時に必要な避難行動について確認しておきましょう。
(3)マイタイムラインを作成する
(1)、(2)を参考に、災害発生時に個人がとるべき行動計画を作成しておきましょう。
◆災害の発生が予測されるときは
(1)情報収集…市や県、気象庁が発表する防災情報を確認しましょう。
(2)早期避難…必要なものを持って、早めに安全な場所に避難しましょう。
◆情報収集の方法
状況に応じて適切に情報を入手しましょう。
〔避難情報の入手手段〕
○防災行政無線
放送内容は市HPや電話(自動音声案内)【電話】48-5007 し・やくしょ、ごー・れい・わ・なに[市役所、号令は何?]
○防災ラジオ
電源がオフの状態でも自動的に起動し、緊急情報が最大音量で流れます。
※KRYラジオAM局運用休止による影響はありません。
○県HP「防災やまぐち」
県内の防災情報を確認できます。
○くだまつメール
気象情報や避難所の開設状況などを配信します。
○市公式LINE
くだまつメールと同じ防災情報を配信します。
○下関地方気象台
防災気象情報や天気予報を確認できます。
○市HP「緊急災害情報」
避難所の開設状況、河川監視カメラ・水位計・雨量計などを確認できます。
◆市が発令する避難情報
◆こんな時は要注意!
○大雨…
降水量が1時間に20ミリ以上
降り始めから100ミリ以上
○土砂災害
崖に亀裂、地面にひび割れ
崖や斜面から小石がパラパラ落ちる
川や沢、井戸水が濁る
異様な臭いや山鳴り
○ダムの放流
大雨が予想されるときは、ダムの決壊を防ぐため、放流する場合があります。放流により、急激な水位の上昇が予想される際に末武川流域のサイレンが鳴ります。増水時は、河川に近づかないようにしましょう。
■災害避難時のタクシー利用料助成制度をご利用ください
高齢化や障害により、移動が困難な人が災害などの発生に備えて避難する際にタクシー利用料金の一部を助成します。
対象者:市に住民登録があり、次のいずれかに該当する人
(1)市の避難行動要支援者避難支援制度登録者
(2)(1)の登録者に準じる人(要介護3以上の人や障害のある人など)
(3)(1)・(2)の人が避難する際に支援する人
※支援に伴う対価を得る人を除きます。
※障害タクシー助成などの補助制度の重複利用はできません。
助成の対象:市が指定避難所を開設した日から閉鎖する日までの間に利用したタクシー料金
※親戚や友人宅への避難も対象となります。
助成額:
・一般タクシー…1回の利用につき、上限1,000円
・介護タクシー…1回の利用につき、上限2,000円
申請方法:申請書に必要事項を記入し、避難時に利用したタクシー料金の領収書(日付記載)の写しを添えて、振込先金融機関口座の写しとともに提出してください。
問い合わせ:地域福祉課(1階(12)番窓口)
【電話】45-1833
■用具の貸出・支給制度をご利用ください
側溝や用水路にたまった土や草を取り除くことで、水路の氾濫予防や軽減につながります。
市では、地域清掃などの際に以下の用具の貸し出しや支給を行っています。
貸出品:溝ぶた上げ機、草刈り鎌、スコップ、一輪車など
支給品:土のう、土のう袋
公民館などの土のうステーション(市内16カ所)に保管している土のうは、緊急時に誰でも利用できます。
問い合わせ:土木課(2階(3)番窓口)
【電話】45-1850
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