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自治体の皆さまへ

スマートシティ(2)

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山口県下関市

□06 ヘルスケア(かかりつけ薬局による予防医療)
顧客の訴える症状と、薬の購入履歴データから、予測される病気があることが分かっています。医薬品等の商品データと顧客の健康情報・購買履歴情報などを組み合わせ、顧客への正しいカウンセリングが行えるようデジタル化の取り組みが進んでいます。このことで、重篤な病気を発症するリスクの高い潜在患者を発見することを目指しています。
将来的には、アプリを開発し、健診結果、服用薬の履歴、医療機関の受診データ等を組み合わせたデータ解析を進め、早期発見・医療費削減が期待されます。

▽サンキュードラッグ
藤井 孝太郎さん
ドラッグストアはシフト制なので、お客様が買い物に来られた際に対応する店員が、お一人お一人の健康状態をすべて把握して対応することが困難でした。今年の3月にシステムを導入し、デジタルを活用することで、店員間でお客様の健康状態や購入履歴などを共有し、お客様がいつ買い物に来られても適切な対応ができるようになりました。
特定の薬を頻繁に購入されるお客様の病気を予見し、早期発見につながって、お客様から感謝のお言葉を頂いたこともあります。「自分のことをよく知ってもらえて安心」と喜んでいただいています。

□07 デジタル・デバイド対策とデジタル人材の育成
デジタル・デバイドとは、インターネットなどの情報通信技術を使える人と使えない人との間に生じる格差を表す言葉で、主に「情報格差」という意味で使われます。誰一人取り残されないデジタル社会を実現し、地域幸福度(Well-Being)を向上させるため、デジタル・デバイド対策とデジタル人材の育成を進めています。

▽デジタル・コンテスト
地域の課題解決に、下関の将来を担う若者の発想力・実行力を生かすため、イノベーション創出型コンテストを開催しています。
このコンテストは、毎年、異なるテーマ(「観光」や「介護」など)を設定。勉強会や現場へのヒアリングから課題を洗い出し、デジタル・デザインを用いてアイデアを検討してもらい、専門家によるフィードバックでブラッシュアップしながら具現化・実装を行うものです。
イベントを通じて、社会問題への理解を深め、デジタル・デザインの可能性を学びながら、デジタル・リテラシー(デジタルを活用する能力)を高めてもらうことを期待しています。

▽Minecraftカップ、シニアeスポーツ体験会
プログラミング学習や教育現場で使われている「教育版マインクラフト」の体験会の開催や作品コンテスト「Minecraftカップ」への参加を通じて、子どもたちにデジタルモノづくりに親しんでもらっています。
また、ご年配の方に向けては、操作が簡単な対戦型のテレビゲームで、デジタルに対する苦手意識を取り除き、興味関心を持ってもらえるよう、シニアeスポーツ体験会(リズムゲーム「太鼓の達人」)を開催します。誰かと一緒にプレイすることで社会とのつながりを持ち、幅広い世代に親しまれているゲームなので子どもや孫世代とも一緒に楽しむことができます。

▽スマホ教室
スマホの使用に不安のある方に、スマホのいろいろな使い方を説明するスマホ教室を開催しています。
デジタルを活用した便利なサービスも、スマホやパソコンが使えなければ、市民の皆さんに便利だと感じてもらえません。誰一人取り残さない、人に優しいスマートシティの実現を目指しています。

▽松田 圭子さん
以前、パソコン教室に参加したことがありますが、1人の先生に多くの生徒がいる集合形式。理解の度合いは人それぞれで、分かっているふりをして、結局、分からないままでした。今回、1対1で教えてくれるスマホ教室があることを知り、すぐに申し込みました。丁寧に教えていただき、すごく分かりやすかったです。
Instagramを使えるようになって世界を広げたいです。電車やバスの乗り換え案内アプリは本当に便利ですね。

□スマホミニ講座!
スマホは、電話やメールができるほか、「アプリ」を追加(インストール)することで、いろんなことができるようになります。無料で使えるアプリも多く、目的に適したアプリを追加することで、より便利に活用できます。やってみたいこと、見つけてみませんか?

▽活用術1 記念写真だけじゃない!〜カメラ機能のこんな使い方〜
スマホで撮影した写真は、繰り返し見ることができるので、メモ帳としても活用できます。
また、撮影した写真を拡大して表示することで、ルーペ代わりに使うことも可能!

このイベントいいな…
拡大して読みやすく

紙とペンがなくても、メモ帳に!
拡大表示で読みやすくなります。

画面側のカメラに
画面側のカメラを使って、外出先での身だしなみチェック!

▽活用術2 音声入力でカンタン!〜手のひらに秘書!?〜
音声入力の機能を使えば、カンタンにさまざまな操作ができます。スマホに話し掛けるだけで、インターネット検索のほか、買い物中の割引の計算や、目覚ましアラームの設定など、まるで自分専属の秘書のように活用できます。

あっという間に難しい計算の答えも教えてくれます!
1,980円の2割引きは?
9,800円を5人で割り勘して
↓スマホが計算!
×××円です。

明日の朝7時に起こして!
翌朝…ピピピピ…
アラームの設定をして目覚まし時計の代わりにも使えます。

▽活用術3 スマホに通訳をしてもらおう!
Where is Shimonoseki Station?
この道を真っすぐ行くとありますよ
↓スマホが翻訳!
Go straight, and you can see that.
読み上げてくれます

無料多言語音声アプリ「Voice Tra(ボイストラ)」スマホ一つで、日本語での会話が不自由な方とのコミュニケーションがもてます。(総務省)
URL:https://voicetra.nict.go.jp

▽活用術4 いろいろなことを調べてみよう!
音声入力モードで検索

今年は昭和何年?
検索結果で、「昭和99年」と出てきます。

※スマホの機種によって、機能や操作が異なる場合があります

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