■SCENE4 健康づくり教室 シニア
保健推進委員は、地域の健康づくりの推進役として、子どもからシニアまでニーズに応じたさまざまな健康教室を行っています。
今回は、東部地区保健推進委員会が行う健康づくり教室にお邪魔しました。シニア層を対象としたロコモティブシンドローム予防の体操教室。皆さん1時間みっちり身体を動かしていましたよ。
(写真)保健推進委員は、健康づくり教室や子育て交流会などを開催し、皆さんの健康づくりをお手伝いしています。
※写真は本紙参照
〇下半身を鍛えるために始めた毎朝の太極拳。近所の坂道を登れるようになりました!
〇お肉やお魚もしっかり食べています
〇子どもたちに元気な姿を見せたくて月に2回運動教室で汗を流しています
〇毎年ちゃんと健康診断。歯科健診も受けています
〇80歳を過ぎた今でも血圧120を超えることはありませんよ!
健康の秘訣は「かかと上げ下げ運動」。
台所で家事をしながら毎日続けています。
■SUPPORTER4
□下関市保健推進委員
岡井 和代さん、水野 明子さん、三井 美津子さん
体操教室や健康講座など、地域で楽しく参加できるイベントを企画しています。
たまには外に出て、一緒に活動して、笑って、帰る。楽しいことを企画しますので、私たちと一緒に、楽しんでみませんか?
■実践しよう!主体的な健康づくり〜ふくふく健康21(第三次)の推進〜
いかがでしたか。各イベントの参加者は、「気軽に取り組むワンステップ」を実践し、
最初に紹介した7つの健康づくりを意識した内容にもなっていますね。
では実際に、どのように取り組んでいけばよいのでしょうか。下の図は実践のポイントをまとめたものです。
これならできそうだというものから、主体的な健康づくりを実践していきましょう。
□(1)栄養・食生活
行動目標
●1日三食、主食・主菜・副菜をそろえて食べよう
●素材の味を楽しんで、減塩習慣を身につけよう
主食
ごはん・パン・めん等を主材料とする料理(炭水化物の供給源)
主菜
肉・魚・卵・大豆・大豆製品等を主材料とする料理(たんぱく質の供給源)
副菜
野菜・海藻・芋・きのこ等を主材料とする料理(ビタミン・ミネラルの供給源)
□(2)身体活動・運動
行動目標
●忙しい毎日の中でも「ながら運動」でプラス・テン~今より10分多く体を動かそう~
●無理なく、続けられる運動習慣を身につけよう
今より10分多く歩く
階段を使う
週末は家族でお出かけ
□(3)休養・こころ
行動目標
●働き方の見直しや一緒に暮らすみんなで協力し合って睡眠時間を確保しよう(働く世代は睡眠時間を6~9時間確保する)
●ストレス発散方法を1つ以上、身につけよう
【睡眠時間の目安】
《成人》
6時間以上
《高齢者》
寝床で過ごす時間が8時間を超えないこと
□(4)歯・口腔
行動目標
●毎日のセルフケアとかかりつけ歯科医を持ち、年に1回以上の歯科健診を受けよう
《セルフケア》
●正しい歯みがき
●補助清掃用具の使用
●フッ化物配合歯磨剤の使用
《プロフェッショナルケア》
●定期的なチェック
●セルフケアの指導
●歯のクリーニング
□(5)喫煙
行動目標
●大切な人を守るために受動喫煙をなくそう、大切な自分を守るために禁煙をはじめよう
《自分にあった禁煙方法を選ぼう》
●医療機関で禁煙治療を受ける
●ニコチンガムを使ってやめる ほか
□(6)飲酒
行動目標
●生活習慣病のリスクを高めない飲酒量を心がけ、週1~2日は休肝日を設けよう
【節度ある適度な飲酒量】
《ビール》
度数:5%
量:500ml
《焼酎》
度数:25%
量:約110ml
《ワイン》
度数:14%
量:約180ml
□(7)健診(検診)
行動目標
●年に1度は健診(検診)を受けよう~健診(検診)結果はそのままにしないで、生活習慣の見直しや必要な精密検査までが健診(検診)のワンセット~
健診(検診)は受けて終わりでなく、生活習慣の振り返りや必要な精密検査を受け、健康的な生活習慣を送るひとつの手段として役立てましょう!
健康寿命を延ばすために、これからも「ふくふく健康21」を推進していきます。
URL:https://www.city.shimonoseki.lg.jp/site/fukufuku/
問合先:健康推進課
【電話】231-1408
表紙 助産師 中村綺花さん「夜勤もある中で生活リズムを整えるため、栄養素を考慮した食事や良質な睡眠、ダンスやヨガなどの運動を取り入れています♪」
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