■12月は「地球温暖化防止月間」です
平成9年12月、京都で第3回気候変動枠組条約締約国会議が開催され、京都議定書が採択されました。国はこれを契機として、毎年12月を地球温暖化防止月間と定めました。
地球温暖化は、私たちの生活に大きな影響を及ぼしています。何百年もかけて蓄積された温室効果ガスが増加することによって、異常気象や生態系の破壊、気温が高くなることによる海水面の上昇、陸地の減少などをもたらしています。しかし、私たちが日々の行動を少し変えれば、これらの問題を緩和できる可能性があります。
日常の生活において取り組めることは、エネルギーの節約、廃棄物の削減、再生可能エネルギーの利用などが挙げられます。
食品ロスに意識を向けることも重要です。食品の生産と運搬には多くのエネルギーがかかり、地球温暖化の原因の一つとされています。そのため、食品の無駄を減らし、地元で生産された食材を選ぶことは、エネルギーの節約につながります。
地球温暖化防止月間では、県内でライトダウンキャンペーン、ノーマイカー運動などさまざまな取り組みを行います。この期間を通じて、温暖化対策への取り組みを強化し、未来の世代に美しい地球を残すためにできることを考えてみましょう。
問合せ:環境政策課
【電話】29-5102
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