岩国・和木いじめ問題子どもサミット

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このサミットは、いじめの防止・根絶に向けた学校づくりを推進し、よりよい学校生活につなげることを目的に開催しています。今年度はいじめ対策のためのSNSトラブル防止チェックリストの作成を行い、岩国・和木地区の約1万人の児童生徒の学校生活が、いじめがなく充実したものとなるよう取り組んでいきます。

◆STEP1　各中学校区のSNSトラブル防止の取り組みについて発表しました!
「岩国・和木いじめ問題子どもサミット」には、岩国市・和木町17校全ての中学校からの代表者が集まりました。
各中学校区で小学生と中学生が協力して話し合い、SNSトラブル防止について取り組んだ内容を発表しました。

▽美和中学校3年　浅田萌々花さん
美和中学校区では、美和西小と美和東小と美和中のみんなと一緒にSNSトラブル防止について考え、SNSの使い方5カ条を決めました。
5カ条の中には、メディアの使用時間を決めることや相手を傷つけるような発言・書き込みをしないこと、個人情報をSNSに載せないことなどが入っています。
今回の取り組みのおかげで、SNSは便利だけれど、トラブルが起きて、いじめにつながる危険性があることについて考える機会になりました。

◆STEP2　岩国・和木地区のSNSトラブル防止チェックリストを作成しました!
各中学校区の代表者が発表したSNSトラブル防止項目を元に、チェックリストの案をまとめるため司会者を中心に話し合いが行われました。作成した案について岩国・和木地区の1万人の児童・生徒が投票を行い、SNSトラブル防止チェックリストが完成しました。

◆岩国市教育委員会　青少年課　村田孝友指導主事
▽いじめは絶対ダメなこと
いじめは、いじめを受けた子供の心に大きな傷を与え、命に危険を生じさせることもある重大な問題です。
「いじめは決して許されない行為であり、どの子供にも、どの学校でも起こりうるもの」として学校や家庭、地域、関係機関などと連携し、組織的にいじめの未然防止、早期発見・早期解決に取り組んでいきます。

▽子供たちが主体的にいじめ問題に取り組む
いじめ問題に対して3年間を1サイクルとした継続的な取り組みを仕組んでいます。一昨年度は各小中学校の取り組み、昨年度は中学校区の取り組み、そして今年度は各中学校区の代表者が集い、「岩国・和木いじめ問題子どもサミット」を開催しました。
いじめを未然に防ぐためには、子供たち一人一人が、いじめ問題に対する意識を高め、適切な判断や意志で、主体的に行動することが大切です。

問合せ：青少年課
【電話】43-0901