■「カーボンニュートラル」って何?
最近、テレビやインターネットで、「カーボンニュートラル」という言葉をよく目にします。
カーボンニュートラルとは、地球温暖化の原因となっている温室効果ガス(二酸化炭素など)の排出量から、植林などによる吸収量を差し引きし、全体としてゼロにしようという考えで、世界的な取り組みが進められています。
世界に目を向けると、大規模な山火事や干ばつの発生など、地球温暖化による気候変動の影響が大きくなっています。また極端な大雨とそれに伴う洪水被害、気温の上昇による熱中症患者の増加など、地球温暖化による影響を実感することが増えてきました。
こうしたことから、国は2050年までにカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを宣言しています。現在、再生可能エネルギーの導入や電気自動車への転換、省エネ住宅の推進などさまざまな取り組みが行われています。
カーボンニュートラルの目標達成には、私たち1人1人が省エネ行動を地道に行う必要があります。「使っていない電気は消す」、「通勤に自転車を使ってみる」、「エコバッグを持ち歩く」などの省エネ行動は、日常生活でも取り組めることです。地球の一員として、カーボンニュートラルを常に意識した行動をしていきましょう。
問合せ:環境政策課
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