地球温暖化防止 エコラム ECO-LUMN Vol.206

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■アース・オーバーシュート・デー

私たちは、海の恵みである水産資源や木材、水など地球が生み出すさまざまな資源を使って生活しています。しかしこうした資源は有限です。現代社会では、日常生活や企業活動の中で、資源を使い過ぎてしまい、地球環境が損なわれる事態が生じています。
では、私たちがそれらの資源を「どのくらい」使い過ぎているのか、知っていますか。
その指標の一つに「アース・オーバーシュート・デー」というものがあります。これは「その年の人類による地球資源の消費量が、地球が1年間に生み出す量を超えてしまう日」のことです。
今年のアース・オーバーシュート・デーは、8月1日と発表されています。つまり、人類はあと数週間で、1年間に地球が生産する資源を使い果たし、残り5カ月間は、未来の資源を「前借り」して生活することになるのです。
未来の資源を守るために私たちにできることは、限りある資源を有効に使うことです。例えば、食材を選ぶときには地産地消を心掛け、食材は使い切って食品ロスを出さないようにすること、また、一つのものをできるだけ長く使い続けることや、環境にやさしい商品を選択することが挙げられます。
一人一人の小さな選択で、地球資源を守ることができます。未来のために、より良い選択をしていきましょう。

・未来の資源を守るために一人一人ができることを考えてみましょう

問合せ：環境政策課
【電話】29-5102