■飛行艇について理解を深める
▽こども飛行艇教室2024
8月2日と9日、海上自衛隊の協力の下、岩国航空基地でこども飛行艇教室が開催され、市内の中学生40人が参加しました。
飛行艇ミュージアム(仮称)の誘致活動の一環として、この教室を毎年開催しており、飛行艇の歴史や特性を学び、搭乗体験を通じて飛行艇の魅力を知ってもらうことを目的としています。
教室では、自衛隊員から水陸両方で発着する飛行艇の仕組み、海難事故発生時の救助活動などについて説明がありました。その後、参加者はシミュレーターでの操縦や、飛行艇に搭乗して海面での離着水を体験しました。
参加した中学生は「飛行艇が海上自衛隊の救助活動で活躍していることを初めて知りました。飛行艇は予想以上に大きく、離着水の瞬間はとても迫力があり、貴重な経験になりました」と話していました。
市は今後も飛行艇ミュージアム(仮称)の誘致に向けた取り組みを進めていきます。
問合せ:政策企画課
【電話】29-5013
■文化財を知って大切にしていく
▽「岩国のシロヘビ」親子教室
7月31日、市内の小学生とその保護者を対象に、夏休み「岩国のシロヘビ」親子教室が開催され、42人が参加しました。
この教室は、国の天然記念物「岩国のシロヘビ」について学び親しんでもらい、保護・保存の大切さを理解してもらおうと毎年開催しているものです。
教室の前半は、シロヘビ飼育の現況を学ぶため、旭町第一屋外飼育場の見学を行いました。屋内施設で3年間飼育され成長したシロヘビ30頭を、屋外に放つ作業を見学した小学生は「シロヘビの動きが素早かった。こんなに近くで見たのは初めてで、迫力があった」と話しました。
後半は、新種の動物を発見したらどうするかをテーマに講義が行われ、シロヘビは新種ではなく突然変異であることや、新種かどうかを確認する方法などを学びました。
市では今後も、シロヘビの保護や保存活動、理解を広める啓発活動を行っていきます。
問合せ:文化財課
【電話】28-5353
■錦帯橋の構造を学ぶ
▽錦帯橋学校
8月4日、市役所で錦帯橋学校が開催され、小学4年生から中学1年生までの児童生徒13人が参加しました。
この教室はものづくりを通して、木に触れ親しむきっかけとするとともに、錦帯橋を身近に感じてもらうことを目的として毎年開催しています。
木工品の製作では、参加者は錦帯橋の橋守業務を担う沖川氏と三分一氏に教わりながら、錦帯橋の構造を模した木製のタブレットスタンドを作成しました。
錦帯橋5分の1模型の組み立て体験では、参加者同士で協力しながら部材を一つ一つ組み合わせ、錦帯橋と同じ構造の1橋分のアーチを作り上げました。
参加者は組み立てた錦帯橋模型の上に乗り、「人が乗っても耐えられる構造にすごいと感じました」と話し、最後は記念撮影を楽しむ姿が見られました。
市は今後も世界文化遺産登録を目指し、錦帯橋の価値や魅力を広く発信していきます。
問合せ:錦帯橋課
【電話】29-5107
<この記事についてアンケートにご協力ください。>