本年1月1日に発生した令和6年能登半島地震は、最大震度7を記録し、能登地方を中心に甚大な被害をもたらしました。姉妹都市である輪島市も大きな被害を受け、現在、復興に向け多くの方々が取り組まれています。
6月から10月は出水期となり、大雨や台風など、自然災害が発生しやすい時期です。
被災体験や災害情報を今にいかし、日頃から災害に備えましょう。
■いつ避難すればいいの?
「警戒レベル3高齢者等避難」が出されたら、避難に時間のかかる方は危険な場所から避難し、それ以外の方は避難の準備をしてください。そして、「警戒レベル4避難指示」が出されたら、危険な場所から全員避難してください。注意報、警報の発表状況や警戒レベルの発令状況に留意し、常に早めの避難を心がけましょう。
警戒レベルに応じた避難行動・情報等(政府広報オンラインHPより抜粋)
▽近年、萩市で発生した災害の様子
・2021年5月10日強風による手すり倒壊被害(須佐地区)
・2021年9月15日大雨による県道11号萩篠生線の土砂崩れ被害(椿東地区)
・2022年9月6日台風11号の接近に伴う高潮による浸水被害(江崎地区)
■どこに避難すればいいの?
避難所等については、今回の広報萩に折り込みの萩市「指定緊急避難場所」、「指定避難所」一覧でご確認ください。
最寄りの避難所は、災害種別ごとに必ず確認をしておきましょう。
■どうやって避難情報等を取得するの?
市では、防災メール、萩市総合アプリ「はぎなび」、防災行政無線、ケーブルテレビのテロップ表示、FMラジオの割り込み放送等、災害発生の可能性が高まった地区や時間に応じて、複数の方法で避難に関する情報を発信しています。
防災メールでは、携帯電話やパソコンに、防災、気象、消防、地震、津波情報を24時間メールでお知らせしています。防災行政無線、テレビやラジオの視聴による情報取得とともに、防災メール等の登録をお願いします。
■避難する時は何がいるの?
電気やガス、水道などのライフラインが止まった場合に備えて、普段から飲料水や保存の効く食料などを備蓄しておきましょう。防災のために特別な物を用意するのではなく、できるだけ普段の生活の中で利用されている食品等を備えるようにしましょう。
また、避難生活に備えて非常時に持ち出すものを、災害の「備え」チェックリストなどを参考に、リュックサックに詰め、すぐに持ち出せるようにしましょう。
■萩市自主防災組織育成事業補助金制度を活用しましょう
市では、防災資機材の整備や防災訓練の実施、研修会の開催・参加といった自主防災組織の活動に対し、補助金を交付しています。
要件や補助対象など詳細はHPでご確認ください。
■土のうを活用しましょう
旧土原保育園グラウンドに土のうを備蓄していますので水防活動にご利用ください。
土のうを利用される場合は、防災危機管理課まで事前にご連絡いただき、不要となった土のうは、各自で処分をお願いします。
■災害による被害を発見したら
公共施設(道路・河川)や農地・農業用施設などで災害を確認されましたら、速やかに各担当までご連絡をお願いします。市総合アプリ「はぎなび」でも通報できます。
▽道路・河川などで災害が発生した場合
国道:山口河川国道事務所萩分室【電話】22-2530
県道・県河川:山口県萩土木建築事務所【電話】22-0043
市道・市河川:
萩市土木課【電話】25-3544
各総合事務所産業振興部門
▽農地、農業用施設、林道などで災害が発生した場合
萩市農林水産整備課【電話】25-4193
各総合事務所産業振興部門
※災害発生から時間が経過すると、復旧の申請ができない場合があります。
速やかにご連絡をお願いします。
問合せ:防災危機管理課
【電話】25-3808
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