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令和6年度全国学力・学習状況調査 阿武町の結果

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山口県阿武町

■「全国学力・学習状況調査」とは
毎年4月に全国の小学6年生・中学3年生を対象に一斉に行う調査で、義務教育の機会均等や水準の維持・向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析するものです。
結果は、成果・課題の検証を通した教育施策の改善や、それぞれの学校での教育指導の充実や学習状況の改善などに役立てられます。

■教科に関する調査結果 4月18日調査実施
▽出題範囲
原則として調査の前学年までに含まれる指導事項

▽出題内容
(1)身に付けておかなければ後の学年等の学習内容に影響を及ぼす内容や、実生活において不可欠であり常に活用できるようになっていることが望ましい知識・技能など
(2)知識・技能を実生活のさまざまな場面に活用する力や、さまざまな課題解決のための構想を立て実践し評価・改善する力など

直径22cmの球の形をしたボールがあります。
このボールがぴったり入る立方体の形をした紙の箱の体積を調べます。
この立方体の形をした紙の箱の体積が何立方センチメートルかを求める式を書きましょう。
ただし、紙の厚さは考えないものとします。また、計算の答えを書く必要はありません。
(正答)22×22×22

(誤答例)
(1)22×22
(2)22×3.14など3.14を用いた式
(3)22×6など

(誤答の解説)
(1)22×22と解答している児童は、球の直径の長さと立方体の一辺の長さの関係を捉えることはできているが、立方体の一つの面の面積の求め方を式にしていると考えられる。
(2)22×3.14と解答している児童は、円の直径と円周率から体積を求めることができると誤って捉えていると考えられる。
(3)22×6と解答した児童は、円の直径と立方体の面の数から体積を求めることができると誤って捉えていると考えられる。

■阿武町の今後の取り組み 学力の状況、課題を把握し、阿武町の子どもたちの実態に沿った指導の工夫を
小・中学校に共通する課題(教科)としては「算数・数学」があげられます。「算数・数学」は特に「積み重ね」が重要な教科です。学校教育の中では、わかる・できる授業改善をすすめていくことに加え、学び直しや補充学習等の機会の充実を図っていきます。また、家庭教育でも日々の学び(特に復習を徹底する)を重ねていくことが大切です。加えて、育てたい心や力(きづく・きめる・かかわる・やりぬく)を意識した授業づくり、学びを深めるふりかえり、ふるさとを基盤とした地域学習の充実など、阿武町の子どもたちの実態に沿った特色ある教育を今後も大切にしていきます。

問合せ:阿武町教育委員会学校教育係
【電話】2-0501

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