■熱中症かな?と思ったら
《軽症1度》
▽症状
手足がしびれる
めまい、立ちくらみがある
筋肉のこむら返りがある
気分が悪い、ボーっとする
▽対処法
涼しい場所へ移動
水分・塩分を補給
良くならなければ病院へ
《中等症2度》
▽症状
頭ががんがんする
吐き気がする、吐く
からだがだるい
意識が何となくおかしい
▽対処法
涼しい場所へ移動
水分・塩分を補給
衣服をゆるめる
からだを冷やす
良くならなければ病院へ
《重症3度》
▽症状
意識がない
けいれん
呼びかけに対し返事がおかしい
まっすぐに歩けない
▽対処法
ためらうことなく救急車を要請
■熱中症とは?
温度や湿度が高い中で、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態のことです。めまい、頭痛、意識の異常などのさまざまな症状が現れ、最悪の場合死に至る恐れがあります。
■県のホームページでは、熱中症に関するさまざまな情報を紹介しています。
【URL】https://www.pref.yamagata.jp/050015/kurashi/kankyo/kyoiku/gakushuushien/r6yamagataken-nextutyusyoutaisaku.html
◆熱中症予防は毎日の情報収集から
気温が著しく高くなることが予測される場合には、前日に、環境省が熱中症特別警戒アラートや熱中症警戒アラートを発表します。毎朝のニュースや新聞、国や県のホームページなどでその日の状況を確認する習慣をつけ、熱中症を予防する行動につなげましょう。
特に、熱中症特別警戒アラートが発表された場合は、過去に例のない極めて危険な暑さが予想されます。命を守るための最大限の行動をお願いします。
《暑さ指数 31以上》
▽アラート(行動)
危険(運動は原則中止、外出はなるべく避ける)
《暑さ指数 33以上》
▽アラート(行動)
熱中症警戒アラート(熱中症を防ぐ行動を)
《暑さ指数 35以上》
▽アラート(行動)
熱中症特別警戒アラート(命を守る行動を)
▽環境省の熱中症予防情報サイトはこちら
【URL】https://www.wbgt.env.go.jp/sp/
◆市町村のクーリングシェルターも活用を
市町村が指定するクーリングシェルターは、冷房設備などの要件を満たす施設(公民館、図書館など)で、暑さを避けるために誰でも利用することができます。クーリングシェルターは、熱中症特別警戒アラートが発表された場合に、施設ごとの開放可能日において開放されるほか、それ以外でも利用できる場合があります。お近くのクーリングシェルターや開放可能日などは、県のホームページやお住まいの市町村が公表する情報をご確認ください。
▽クーリングシェルターのWebマップ
場所や開放可能日などを確認できます。
※詳細は本紙をご覧ください。
◆防ぐことができる熱中症
熱中症は、誰でも発症する可能性があり、場合によっては命に関わる危険な症状ですが、適切に対処すれば防ぐことができます。
家族や知人に声がけをしながら、熱中症を防ぐ行動を県民みんなで実践し、健やかに夏を乗り切りましょう!
問い合わせ:がん対策・健康長寿日本一推進課
【電話】023-630-2919
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