令和4年度は、凍結が原因と思われる給水装置の故障・漏水が多数発生しました。
水道管が凍ってしまうと水が使えなくなるばかりでなく、破裂した際には修理費用が高額になる場合があります。また、鶴岡市指定給水装置工事事業者(以下「指定業者」)への修理依頼が集中し、修理に時間がかかることもあります。寒くなる前に不凍栓の操作方法を確認し、来たる厳しい冬に備えましょう!
■不凍栓(水抜き栓)を操作して水抜きをしよう!
凍結が予想される夜間などに不凍栓を操作して水抜きをすることで、凍結の予防になります。
▽水抜きするとき
(1)
・手動式…不凍栓のハンドルを時計回りに回し、しっかり閉める。
・電動式…電源を入れ、水抜きボタンを押す。
(2)蛇口を開け、管の中に残った水を抜き、蛇口を閉める。
(3)水洗トイレは水を流す操作をする。
▽水を出すとき
(1)蛇口が閉まっているか確認する。
(2)不凍栓のハンドルを反時計回りに回す(電動式は通水ボタンを押す)。
開け閉めの際は、必ずハンドルを最後まで回してください。操作が途中になると水が地中で流れ続け、水道料金が高額になってしまう場合があります。
▽水道管や蛇口が凍ってしまったとき
部屋を暖めて蛇口を開け、凍っている箇所をタオルなどで覆い、ぬるま湯をかけます(熱湯では破損する恐れあり)。それでも水が出ない場合は、指定業者(有料)にご依頼ください。
▽水道管が破裂してしまったとき
不凍栓を閉めるなど応急処置をし、指定業者に修理をご依頼ください。
■水道管が破裂した時の水道料金について
水道管の破裂等による漏水については、指定業者で修理することにより、水道料金が減免される場合があります。
修理が完了したら、指定業者に減免申請を依頼してください。
▽減免の基準
平均水量を超えた分の水量(推定漏水量)の1/2が減免されます(漏水量が一番多い月分のみ)。
▽減免対象とならない事例
・指定業者以外で修理した場合
・推定漏水量が5立方メートル以下の場合
・受水槽以降の漏水の場合
■忘れないで!冬期間使用しない水道は閉栓の連絡を!
畑や作業小屋などの水道で冬期間使用しない場合や、空き家などで長期間水道を使用しない場合は、雪が降る前に鶴岡市上下水道部(お客さまセンター)に閉栓の連絡をしましょう。
凍結による破裂などで、水道料金が高額になってしまう場合があります(閉栓すると料金がかかりません)。
■メーターを確認できない場合は推定使用量で請求します
水道の使用水量は、検針員が地面に設置してあるメーターを見て確認しています。
積雪や雪囲いなどでメーターを確認できない場合は、過去の使用水量をもとに推定した水量で料金を請求します。
その後、メーターが確認できた時点で料金の精算をします。
お問合せ先:鶴岡市上下水道部お客さまセンター
【電話】23-7609
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