■日本の伝統地域連携で浴衣着付け体験 一足早い夏の訪れ
6月12日、中山中学校の1年生が、家庭科の授業で浴衣の着付けを体験しました。これは、学校が地域学校協働活動推進員に依頼し、推進員が地域ボランティアを募ることで実現しました。
初めて浴衣を着る生徒たちは大喜びで、和装文化への興味を深めました。生徒たちからは、「楽しかった」との声が、ボランティからは「子どもたちと交流できて嬉しかった」との感想が寄せられました。
このような学校と地域との連携により、生徒たちにとって日本文化を肌で知る良い学びとなったようでした。
▽丹心幸(たんこゆき)さん
着方が難しかったけれど、初めて着て自分に合うデザインがわかったので、これからも着てみたいです!
■米作りで心と身体づくり
5月29日に豊田小学校で、6月3日に長崎小学校で田植え体験が行われました。米作りを通して食や命の大切さを学ぶことを目的に行われており、子どもたちは泥に戸惑いながらも、初めての感触を楽しみながら昔ながらの手植えで一つずつ丁寧に植えました。
長崎小学校で指導した石っころ会の秋葉勝義会長は、「農業に限らず体験することが大事だと思います。昔の人が経験した苦労を体験して、学習に活かしてほしいです」と話していました。
■山形の特産さくらんぼ 味わう
6月18日に小学校で、19日に中学校で、子どもたちに山形の特産品を味わってほしいと、学校給食でさくらんぼが提供されました。提供されたのは町内産の「佐藤錦」で、糖度が高く、程よい酸味とのバランスが良いのが特徴です。
子どもたちは「甘酸っぱくておいしい!」と話しながら、山形の味覚を楽しんでいました。
■読書を通じて豊かな心を育む 1年生に絵本をプレゼント
町では、小さいときから本に親しみ、読書を通じて豊かな心を育んでもらおうと、長崎小学校と豊田小学校の小学1年生に絵本をプレゼントしています。
6月17日に佐藤町長と浦山教育長が各学校を訪れ、児童が希望した本と手提げバッグ、希望者にほんわ館の図書利用カードをプレゼントしました。
児童たちは嬉しそうに本を受け取り、早速ページをめくったり、友達と見せあっていました。
▽人気絵本ランキング
1位:給食番長(好学社作/よしながこうたく)
2位:妖怪交通安全(絵本館作/広瀬克也)
3位:理由があります(PHP研究所作/ヨシタケシンスケ)
■みんなで、親子で交通安全教室 右見て左見て安全確認
町内の園児や児童を対象に、交通安全教室が行われました。受講したのはながさき幼稚園、なかやま保育園、長崎小学校、豊田小学校の児童で、山形警察署豊田駐在所長や交通指導員とともに、道路の歩き方やルールを確認しました。
幼稚園や保育園では、イラストや歌を歌って道路のルールや雨が降った時の注意事項を確認し、学びました。小学校では保護者と一緒に通学路を実際に歩き、危険な箇所や横断歩道の場所を確認したほか、自転車に乗り、親子で交通ルールの確認を行いました。
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