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令和5年度 決算報告(1)

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山形県大蔵村

令和5年度決算が9月定例議会で承認されました。一般会計の形式収支は8,509万円となり、令和6年度に繰り越すべき財源2,247万7千円を差し引きした実質収支は6,261万3千円の黒字となりました。

■一般会計 歳入
歳入総額 40億8,961万2千円
令和5年度の歳入総額は、前年度に比べ1億5,507万1千円の減

令和5年度の歳入総額は、前年度に比べ1億5,507万1千円の減となりました。
歳入の約半分を占める地方交付税は、特別交付税が冬期間の小雪による除排雪対策の特殊需要の減により、4,875万1千円減となったため、対前年比6,281万8千円の減となりました。また、ふるさと納税が対前年比583万5千円の減となり1億1,281万円の歳入となりました。

■一般会計 歳出
歳出総額 40億0,452万2千円
令和5年度の歳出総額は、前年度に比べ1億5,697万6千円の減

令和5年度の歳出総額は、前年度に比べ1億5,697万6千円の減となりました。
商工費は、カルデラ温泉館屋根·外壁塗装工事761万9千円減により816万5千円の減となりました。土木費は、村道合海大坪線道路改良事業(繰越含)、村道白須賀2号線道路改良事業の大規模事業が完了したことにより1億3,447万5千円の減となりました。公債費は、村道合海大坪線道路改良事業や村道里道線道路改良事業の元金償還開始により562万3千円の増となりました。

■歳出の経費区分
義務的経費では、前年度同水準の推移となりました。投資的経費では、令和4年6月豪雨災害を含む災害復旧事業が33.9%の増となりました。その他の経費では、役場庁舎等を建設するための公共施設等整備振興基金への積立金の皆減により56.4%の減となりました。また、冬期間の例年にない小雪により除排雪対策に係る経費が減少したため、維持補修費が45.2%の減となりました。

(単位:千円,%)

■地方債現在高の推移
各年度の地方債の推移です。令和5年度は元金償還額が発行額を上回っており、年度末現在高が減となりました。
今後も公債費管理の適正化を図り、持続可能な財政運営を行っていきます。

(単位:千円)

■特別会計特別会計は一般会計と区別し、特定の収入と支出で経理を行う会計です。

(単位:千円)

◆語句の説明
・一般会計…村の運営の基本的な経費を計上する会計
・特別会計…特定の事業を行う場合に一般会計と区別して経理する会計
・村税…村民税・固定資産税・軽自動車税・村たばこ税・入湯税
・地方交付税…地方公共団体が等しくサービスを提供することができるよう、一定の基準により国から配分されたお金
・地方債…村が行う公共事業などの財源として、国などから借りたお金
・国庫支出金…村が実施する特定の事業に対し、国から交付されたお金
・義務的経費…毎年必ず負担しなければならない経費で職員の人件費や福祉、医療にかかるもの、地方債の返済など
・投資的経費…道路整備や備品の購入、災害復旧等のハード整備に要した経費
・積立金…村の貯金である基金への積み立て
・繰出金…特別会計の事務事業を補助するため一般会計から特別会計に支出されたお金

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