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自治体の皆さまへ

食べることは元気の源!!みんなで食べれば心も健康!(1)

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山形県庄内町

■健康寿命を延ばす
庄内町で今年、数え年100歳を迎える方が12人いらっしゃいます。100歳以上の方も20人以上おり、ご長寿の方が増えています。
町では、できるだけ健康で長生きする「健康寿命」の延伸に取り組んでいます。健康寿命を延ばす3つの柱は「食事」「運動」「社会参加」(下の図参照)ですが、今回は「食事(栄養)」に注目してみました。

■食生活の振り返りと見直しを
核家族化が進み、本町でも高齢者の一人暮らしや高齢者のみの世帯が増えています。自分の分だけだと、食事の支度が面倒になって栄養が偏ったり、食事量が減ったりしていませんか。
毎日三食、完璧な食生活を維持することは、なかなか難しいですが、健康的な食生活のポイントや栄養価アップのコツをご紹介しますので、参考にしてみてください。

■健康寿命を伸ばす3つの柱
▽食事
多様な食品をとって栄養バランスを整え、低栄養を防ぎましょう。

▽運動
こまめに体を動かす習慣をつけ、筋力の低下を防ぎましょう。

▽社会参加
外出の機会を増やし、人と交流しましょう。

■健康的な食生活のポイント
1.1日3食食べる
2.主食・主菜副菜を揃える
3.たんぱく質をしっかりとる
4.誰かと一緒に食事する

▽3回の食事に「たんぱく質」を取り入れよう
特に高齢期に大切な栄養素が、筋肉や血液のもととなる「たんぱく質」です。私たちの体は1回の食事から吸収できる栄養素の量には限界があるため、1日3回の食事からさまざまな食品をとることが大切です。

▽実はこんなに必要!65歳以上の方の1日に必要なたんぱく質量の目安
例えば…体重50kgの人は50~60g/日のたんぱく質が必要
計算式…[1.0~1.2(g)]×体重(kg)
鮭80g(たんぱく質約18g)+豚ロース80g(約15g)+卵50g(約6g)+納豆50g(約8g)+牛乳200ml(約6g)
これで合計約53gのたんぱく質がとれます
※あくまでも目安ですので、治療中の方は主治医の指示に従ってください。

▽1日の献立で示すとこんな感じ!
朝食:ごはん、納豆、卵焼き、みそ汁
昼食:ごはん、豚肉ソテー、酢の物、煮物
夕食:ごはん、鮭の南蛮漬け、おひたし、スープ
間食:牛乳、バナナ

▽佐々木栄養士からのワンポイントアドバイス
一緒に食生活を振り返ってみませんか?ご自身やご家族の食事について、心配なことがあればいつでもお声がけください。
相談先:保健福祉課健康推進係
【電話】0234-42-0147

■自分の体重を確認していますか?
高齢期の体重減少は「筋肉の減少」を表します。自宅で体重を測定する習慣をつけ、体重の変動を確認しましょう。半年で2~3kg以上の体重減少があった場合は、主治医や健康推進係までご相談ください。

■ポイント
1食抜いてしまうと、たんぱく質はもちろん、体に必要な栄養素が不足してしまいます。
1回の食事で量が食べられない場合は、間食や飲み物から栄養を補いましょう。

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