近年、「多様性」という言葉はさまざまな場面で使用され、社会的な注目を集めています。その中でも、LGBTQ(性的少数者)やSOGIESC(ソジエスク)などの言葉とともに、性の多様性についての関心が高まっています。性的少数者の方は、自身の抱える悩みを相談できず、不安や生きづらさを抱えることが多い現状にあります。誰もが安心して話せる環境づくりのためには、性の多様性について知ることや自分にとっての「当たり前」を押し付けないこと、理解しようとする姿勢を示すことが必要です。誰もが安心して生活できる社会が実現されるよう、身近なことから考えてみましょう。
■SOGIESC(ソジエスク)とは
性の多様性について理解する指標のことで、4つの要素があります。
※詳細は本紙をご参照ください。
■山形県パートナーシップ宣誓制度が始まりました
県では、全ての県民が性別に関わりなく個人として尊重され、個性や能力を充分に発揮できる社会の実現を目指して「山形県パートナーシップ宣誓制度」を創設しました。この制度は、双方またはいずれか一方が性的少数者であるカップルが、互いの人生において、互いに協力して継続的に生活を共にすることを約束した関係であることを宣誓する制度です。宣誓したカップルにはカード型の「パートナーシップ宣誓書受領証」が交付されます。この受領証により、各種手続きも柔軟に対応できるよう努めていきます。制度内容や申請方法など、詳しくは県ホームページをご覧ください。
■多様性についてもっと深く知りたい方へ
市立図書館では、多様性について理解を深めていただくために、多様性に関わる図書コーナーを設けています。お子さんでも分かりやすい本から大人向けのより詳しい内容の本まで、多くの種類の本を用意しています。ぜひ、ご利用ください。
詳しくは、社会教育課へ。
【電話】23‒5005
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