■雪への準備・心構えは万全ですか?
1月12日(金)から2月11日(日)は「雪害事故防止強化月間」です。
雪による事故のほとんどは雪下ろしや除雪機によるものです。昨年度は、市内で7件の事故が発生しており、県内では65歳以上の高齢者の方が被害に遭うケースが多くなっています。
雪下ろしや除雪作業をする際は、以下のポイントに注意し、安全な作業をお願いします。「自分は慣れているから大丈夫」と思わず、自分のため、家族のために、万が一に備えてしっかり装備し、常に安全な雪下ろし・除排雪作業を心がけてください。
◇安全な雪下ろし作業「8つのポイント」
1.2人以上で、周囲に注意して作業しましょう。
2.ヘルメットを着用し安全な服装で作業しましょう。
3.転落防止のため命綱を使いましょう。
4.はしごは、軒先より60センチメートル以上高くして、しっかり固定しましょう。
5.使いやすい除雪道具を使いましょう。
6.暖かい日、屋根の雪のゆるみに注意しましょう。
7.無理な作業はやめましょう。(準備運動を忘れずに。休憩を取りながら。)
8.落雪に巻き込まれないよう、順序を守って上から雪下ろしをしましょう。
◇除雪機を安全に使うための「6つのポイント」
1.作業中は、まわりに人がいないことを確かめて!
2.除雪機のシュート詰まりは、必ずエンジンを停止して雪かき棒で!
3.作業時間以外は、エンジンを停止!
4.発進、後進時は、アクセルを吹かしすぎないで!
5.後進時は、後方の障害物、段差にも注意!
6.デッドマンクラッチ(安全機構)を無効化しない!
○デッドマンクラッチ(安全機構)とは‥
手を離すと自動的に除雪機が止まる、大切な安全機構です。器具で固定したり、ひもで縛ったりして無効化するのはやめましょう。
◇注意喚起の広報を行います
気温や積雪状況を考慮し、事故が発生しやすいときには、防災行政無線や消防広報車で、除雪作業中の事故の注意喚起についてお知らせします。より危険を認識していただき、事故がないよう「安全な雪下ろし作業の8つのポイント」と「除雪機を安全に使うための6つのポイント」に注意して作業をお願いします。
問合せ:防災対策課防災危機管理係
【電話】内線282
<この記事についてアンケートにご協力ください。>