〜キャッチアップ接種は令和7年3月末で終了します〜
子宮頸がんは子宮頸部という子宮の出口に近い部分にできるがんで、日本では毎年約1.1万人の女性がかかり、約2,900人の女性が亡くなっています。HPVワクチンは、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチンです。
■ワクチン接種の対象者
▽キャッチアップ接種
公費(無料)接種期間:令和7年3月末まで
平成9年度生まれ~平成19年度生まれで、過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない女性(HPVワクチン接種の積極的勧奨が差し控えられた期間に接種を逃した方)
▽定期接種
公費(無料)接種期間:高校1年生相当の年度末まで
小学6年生から高校1年生相当の女子
(標準的な接種期間:中学1年生)
※公費接種期間を過ぎて接種した場合、3回の接種で合計8万円程度の自己負担が発生します。
■ワクチンの種類と接種スケジュール
公費(無料)の対象となるHPVワクチンは次の3種類です。
※9価ワクチンの場合、1回目の接種を15歳になるまでに受けると、2回の接種で完了となります。
(2回目を1回目から6か月以上あけて接種した場合)
■子宮頸がんで苦しまないために「今」できること
▽HPVワクチン
HPVの感染を防ぎます
▽子宮頸がん検診
20歳以上の女性は2年に1回検診を受けましょう
子宮頸がんは若い年齢層で発症する割合が比較的高いがんです。患者さんは20歳代から増え始め、30歳代までにがんの治療で子宮を失ってしまう方もいます。また、HPVワクチンでは防ぐことのできない感染もあるため、20歳になったら2年に1回のがん検診を受け、早期発見することが大切です。
問合せ:保健課健康指導係
【電話】内線136
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