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まちづくりNews(1)

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山形県西川町

見て・聞いて・知って、考えてみよう、西川のこと。

■豪雪地での遠隔水道検針へ 2社と実証実験の協定締結
8月5日、町は冬季間に遠隔で水道メーター検針を行う実証実験について、NTTテレコン東北支店(仙台市、三浦文彦支店長代理)と(株)テイデイイー(酒田市、園部孝男代表取締役社長)の2社と協定を締結しました。機器提供をNTTテレコン、設置をテイデイイーが行います。
実験では無線での検針システムが雪の下で正常に機能するかを確認。数年の実験を経て、導入を検討します。実験は今冬から小山地区で行います。

■水道施設の安全を願って 西川町水道施設安全祈願祭
上小沼地区の上水道水源地で8月2日、安全祈願祭が執り行われました。
祈願祭には地区関係者をはじめ、水源の水で月山自然水の製造を手掛ける西川町総合開発(株)の代表者などが出席しました。
参加者は安全で安定した水道事業の運営を祈願するとともに、長年町民の生活を支え続ける水源に感謝の思いを捧げました。

■地域活性化起業人に齊藤悠さんを委嘱
町は、(株)BiSUS(ビーサス)(本社・東京都千代田区)の齊藤悠代表取締役を地域活性化起業人に委嘱し、8月7日、委嘱状交付式が行われました。同社は、環境・社会情報への算定・開示サービスや、CO2削減に向けて具体的な取組について提案、実施を行っています。
齊藤さんには、地球温暖化対策の推進に関する法律に基づく地方公共団体実行計画や温室効果ガス排出量の削減に関することについてアドバイスいただきます。

■未来の農業を考える! 町の農業を考える対話会を開催
8月8日、「西川の10年後の農業を考える対話会」がトラスで開催されました。
対話会では、関係機関や認定農業者が集まり、町の農地の現況を表した地図を見ながら、10年後の農業について議論が交わされました。
町では10年後の農地利用のあり方を示した「地域計画」を今年度中に作成することとしており、今後は各集落単位でも対話会を行い、計画策定を進めていきます。

■町の「福祉バス」好評運行中!
ことし4月から、福祉バスの使用許可範囲などを大幅に緩和したことから、多くの団体やグループにご活用いただいています。
利用分野としては、ミニデイ、介護予防教室、ではってにこやか教室といった福祉事業が最も多く、次いでイベント、地域や老人クラブの視察研修などの利用も多くなっています。
R6利用回数:50回(R5利用回数…37回 前年比135.1%)
R6利用人数:869人(R5利用人数…597人 前年比145.5%)

これまで福祉バスをご利用いただいた団体の一例をご紹介します。
利用団体:本道寺・月岡公民館(参加者20名)
利用目的:視察研修
利用日:6月22日(土)
行先:慈恩寺テラス(寒河江市)、山形県産業科学館(山形市)等
利用者の声:
・小規模で県内の研修に出かけるには福祉バスがちょうど良いサイズに感じました。乗車や降車の場所なども融通が利き、利用しやすかったです。
・コロナ禍を経て、5年ぶりの研修開催となりましたが、地域のみんなとにぎやかにでかけることができてよかったです。

■生物の多様性に考慮 持続可能なバイオマス発電を目指して
町が本道寺地区に建設を予定しているバイオマス発電所は、再生可能な自然資源を活用しつつ、脱炭素を図る施設を目指しています。一方で、燃料となる木を伐採することで森林内の環境が変化し、生物の多様性が失われることが心配されます。
そこで、生物多様性を考慮した、持続可能な発電事業を展開していくため、森林生態系を専門に研究する京都大学の德地直子教授と新潟大学の本間航介准教授を招き、大井沢地区と本道寺地区でフィールドワークを実施しました。
フィールドワークでは伐採予定の森林を視察するとともに、地域の方に聞き取りを実施。その結果、西川町は本州でトップクラスの自然が残る貴重な地域であるが、身近すぎる自然の価値を町民にどのように伝えていくかが課題であると評価を受けました。
お二人には今後も専門的な見地から、町の森林活用にアドバイスをいただきます。

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