金山町町制施行100周年を迎えるにあたり、「わたしの願い」をテーマに町民の方々からご寄稿いただきました。これをきっかけに皆さんも今の自分をみつめ、金山町の未来について考えてみませんか?
■相手を思い合って暮らしていく町に
金山町人権擁護委員 小野(おの)テル子(こ)さん
「人権」とは自分の命と自由が守られ、それぞれの幸せを追求していく権利、人が人らしく生きる権利なのですが、現実の社会ではいじめや虐待によって子どもの命が奪われたり、インターネット上で名誉やプライバシーが侵害されたり、障害や病気、外国人に対する偏見や差別、DV、ハラスメント等人権を無視した問題が後を絶ちません。「人権問題」と考えるととても大きなもののように感じてしまいますが、実は自分の命、周りの命(人、動物等)を大切にし、そして仲良くしていくことが大事だとわかります。人権擁護の活動に小・中学校の子ども達と行う「人権の花運動」があり、友達と協力して花を植え、水をかけ世話をしながら花を育てていきます。小さな命を大切にし、豊かで思いやりの心を育むことを目的にしています。生き生きと活動する子ども達を含める家庭や地域、学校、職場でお互いを思い合って認め、笑顔の多い町になっていけたら良いですね。笑顔の輪が大きくなりますように。
■次世代への繋がる街づくりを
金山町青年団体 WAGE★スターズ 代表 栗田 真吾(くりた しんご)さん
私は金山町青年団体WAGE★スターズというボランティア団体で代表を務めております。WAGE★スターズでは町内のイベントや企画などに参加しており、その中で世代が違う方々とのふれあいや、様々な学びがあり、ボランティア活動に参加することは自身にとっても貴重な体験になっていると実感しています。これからも町内のイベントや企画などに積極的に参加し、わげすたず(若い人達)に少しでも私たちの活動や、金山町の取り組みについて興味を持っていただけたら嬉しいと思っています。近年はメンバー不足により、活動が思うように出来ない現状ですが、次世代の方々と力を合わせて、金山町をさらに盛り上げていけるよう頑張りたいと考えています。地域の活性化に向けたアイディアを出し合い、皆で協力することが何より大切です。私たちの活動を通じて、互いに支え合い活気あふれる町づくりを実現していきたいと心から願っています。
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