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■今月のテーマ　冬に知っておきたいこと
◆冬こそ運動をしましょう
寒い冬、家にこもりきりになっていませんか?また、冬はクリスマスや忘年会、年末年始とごちそうを食べる機会も多く、体重が増えやすい季節です。体重が増えるのは暖かい時期よりも活動量が減り、消費カロリーよりも摂取カロリーが上回ることが原因です。
実は気温の低い冬は普段通り生活していても、夏よりも基礎代謝※が高くなっているのをご存じでしょうか。冬は寒さから体を守るために、夏よりも多くのエネルギーを消費するからです。そのため冬に運動をすると、よりエネルギーを消費してダイエットの効果が出やすくなると言われています。
※基礎代謝…生命維持のために、何もしなくても消費しているエネルギーのこと

脂肪を減らし筋力をつけたい方や、高血圧・糖尿病など生活習慣病の予防のために、冬場は雪かき、踏み台昇降、足踏み運動、縄跳び、スクワット、ラジオ体操、エアロバイクなど日常の中で有酸素運動を取り入れましょう。

◇冬の運動の注意点…
硬くなっている筋肉をほぐすため、まずはストレッチや準備運動をして身体を温めてから運動を始めましょう。外に出る時はきちんと防寒具(帽子・手袋・マフラーなど)も着用しましょう。

◆冬でも水分補給は大事です
冬に脳卒中や心筋梗塞の発症が増えます。これは、寒さで血圧が上昇することはもちろん、水分摂取量が少ないことも大きな要因です。水分摂取量が少ないと脱水状態になり、血液が「ドロドロ」状態になります。ドロドロ血液で血管が詰まらないように、冬場も水分補給を心がけましょう。

1日に失われる水分量は成人であれば2.5L程度です。それを補うには、食事以外に1日1.5L～2L程度の水分をとる必要があります。一気に飲むのではなく、こまめに飲むことで、喉や鼻の粘膜を潤し、感染症予防にもなります。
※心臓・腎臓の機能が低下している方は注意が必要です

問合せ先：健康福祉課健康医療室
【電話】86-2338