■第10回 新しい学校の校名が決まりました
新しく開校する義務教育学校の校名が、「飯豊町立いいでの森学園」に決定しましたので、町民の皆さんへお知らせします。この校名が決まるまでの経過と、名前に込められた思いをお伝えします。
校名をどうするか。とても重要なことであり、新しい学校開校に向けて、1番初めに決めなければならないことです。校名がないと、校歌や校章の作成も進められないからです。
義務教育学校開校準備委員会で協議し、住所や年齢を問わず、広く公募して校名を決めることにしました。昨年7月20日に募集を開始し、締切までの約1カ月間に169件の応募があり、候補としては98件の名称が集まりました。校名公募の集計結果は、町のホームページに掲載しています。そちらを見ていただくと、多かった校名(2件以上)や語句、応募された人の階層の内訳、応募者が校名に込めた思いなどを見ることができます。
開校準備委員会総務部会で意見を出し合い、98件の校名の候補から5件まで絞り込む作業を行いました。そこからさらに、開校準備委員会で3件まで絞り込みました。その経過は、下記の通りです。そして教育委員会にて、その3件が候補名として承認され、その後開催された町長を座長とする総合教育会議で議論を重ね、候補名を1件に選定しました。それが「飯豊町立いいでの森学園」です。
「いいで」は、町唯一の学校であることを示し、平仮名の読みやすさと、優しさ、柔らかさを表現。さらに「森」を加えることで(1)本町の豊かな自然を象徴(2)次世代の子どもたちに、自然環境と共生しながら未来を切り開いてもらいたい(3)森の多様性のように、一人一人の個性を認め合う学校を創っていくという志ーを表しています。「いいでの森」という校名には、このようにさまざまな意味や願いが込められています。
12月12日、町議会で「飯豊町立学校設置条例の一部改正」が審議され、可決・承認されました(令和8年4月1日施行)。この決定を受け、義務教育学校「飯豊町立いいでの森学園」開校の準備が本格化していくことになります。
◇校名決定までの経過
令和5年
7月20日~8月23日
校名の募集
応募総数169件、候補となる校名98件が集まる
9月14日
開校準備委員会総務部会にて絞り込み
(1)飯豊町立いいで学園
(2)飯豊町立飯豊学園
(3)飯豊町立めざみ学園
(4)飯豊町立いいでの森学園
(5)飯豊町立いいでめざみ学園
9月21日
開校準備委員会で絞り込み
(1)飯豊町立いいで(飯豊)学園(仮名または漢字表記)
(2)飯豊町立いいでの森学園
(3)飯豊町立いいでめざみ学園
10月2日
教育委員会にて、上記3件の校名を候補として承認
10月26日
総合教育会議にて、校名の候補を「飯豊町立いいでの森学園」に決定
12月12日
町議会にて、飯豊町立学校設置条例の一部改正を承認。義務教育学校の設置と校名が正式決定
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