帝京科学大学の学生サークル「ねこの目報道部」は、学生生活や専門分野に関する学内外の情報を発信するフリーマガジン『ネコノメ』を発行しています。
『広報うえのはら版ネコノメ』では、主に地域情報を学生の目線で紹介しています。
■4年ぶりの2日開催!学生の祭り科大祭!
8月号の「七夕ナイトバザール」、10月号の「牛倉神社例大祭」と、上野原のお祭りを2回連続で記事にしてきましたが、今回は、私たちねこの目報道部が所属する帝京科学大学の大学祭、「科大祭」について特集していこうと思います!
科大祭は、これまで台風やコロナの影響で3年連続中止となった後、去年、1日だけではあるものの再び開催しました。
そして、今年は実行委員や学生もみな気合を入れて準備を進め、ついに4年ぶりとなる2日間の開催を果たすことができました!
今回は、ねこの目部員が覗いた科大祭の当日の様子を紹介します。会場では、大学の部活動やサークルが運営している面白い店や展示が数多くありました。
学内のミュージアム拠点であるブリコラでは、学生運営団体であるブリコルールが行っているこすり染めやドリームキャッチャー作り、生物模倣に関した展示などがあり、知見を広げてもらう目的で来場者が体験する企画が多くありました。本館では、動物介在教育研究会〜AAE〜サークルによるモルモットやウサギなど動物との触れ合い展示や、野生生物研究部のハーバリウム作成、動植物の標本展示など様々な展示・販売を行っていました。駐車場やいこいの広場では、学生たちが飲食系の出店をしており、唐揚げやたこ焼きなど定番のものから、学外からの出店で天丼やパンなども売られていました。これらの出店や展示は、来場者の知見を広げるきっかけとなるものや純粋に楽しんでもらうものなど、それぞれ目的が違い、多様なものがありました。
さらに、学内に2つのステージが設置され、さまざまなパフォーマンスやイベントが行われました。また、いこいの広場では、軽音学部による演奏が2日間を通して広場を盛り上げていました。駐車場ステージでは、午前中はダンス部や軽音楽部、吹奏楽部の演奏があり、どの部のパフォーマンスでも自然と歓声が上がり、朝から会場を温めていました。そして午後には、ゲストの登場や実行委員会によるビンゴ大会が行われ、学外からの来場者も多く集まり、活気に溢れていました。
出店の他に、大学内の装飾も訪れた人の目を引きました。季節に合わせたハロウィーンの飾りや色とりどりの傘の装飾、坂のコンクリートに描かれたチョークを使用したイラストなど、出店が無いところにも彩りがありました。幸運にも2日間とも晴天で、外で活動するのには絶好の日でした。多くの来場者のおかげでどの出店も大盛況で、とても充実したものとなりました。
そして科大祭が終わり、学生達が片付けを進めるなか、大学内にあるいこいの広場では、後夜祭が行われました。
軽音学部による演奏をバックに鮮やかに燃えるキャンプファイヤー、実行委員会からはポテトや暖かい飲み物などが販売され、さらに最期は、打ち上げ花火による壮大な演出もあり、コロナ禍でいろいろなイベントを我慢してきた学生たちの心を明るく照らしたのではないでしょうか。
度重なる中止で、もはやかつての科大祭を知る学生は居なくなってしまいましたが、復活を遂げた今、これからさらに科大祭は盛り上がりを見せていくと思います。今後も、今年度以上に多くの人が科大祭を楽しんでもらえるようになって欲しいなと考えていますので、ぜひ皆さん、来年の科大祭も楽しみに待っていてください!
(ずく りん ゆーご ホーク)
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