◆わたしの一票に託す未来
今月号の特集は「高校生が学んだ選挙」。
公職選挙法が改正され、平成28年6月19日から選挙権年齢が満18歳に引き下げられました。
選挙は一人一人が政治に参加する重要な機会です。
政治参加が身近になった高校生が、政治や選挙に関心を持ってもらえるよう、市は「選挙出前講座」を開催しています。
今回は、北杜高校の3年生が選挙の意義や重要性について学びました。
▽投票率の現状
下記のグラフは、市内における年齢別の投票率を表したものです。
北杜市では、18~34歳までの世代において投票率が低い傾向にあり、特に20~24歳の投票率は30%に満たないことが分かります。
▽投票の重要性
満18歳以上の国民には、選挙権が与えられます。選挙権とは、投票に参加する権利、すなわち自分たちの代表者を選ぶために投票することができる権利のことです。
生活の中で、政治と社会のつながりを感じることが少ないかもしれません。しかし、医療などの社会福祉や道路整備、少子化問題などの課題解決は私たちの暮らしとつながっており、政治に大きく左右されます。
この先も私たちが豊かに暮らせる環境が整えられていくかどうかは、選挙の結果によるところが大きく、私たちが投じる「一票」は未来への投資でもあります。
▽誰のための一票か
投票しても何も変わらない…。そんな風に思っている人はいませんか?
投票されない票が多くあるということは、その人たちが投票を行うことによって、社会が変わる可能性があるということです。
選挙は平等や公平を守るためのものです。選挙に無関心になればなるほど、私たちが望む暮らしとはかけ離れてしまう可能性があります。
投票は、私たちに与えられた大切な権利です。あなたの「大切な一票」をぜひ投じてください。
《高校生が考えた「投票」》
○石田 剛 さん
私はまだ投票したことがないので、今日の選挙出前講座で選挙について学んだ上で、模擬投票を体験することができたと思います。
これから実際に投票に行く機会があると思いますが、投票する候補者の政策など、自分で情報を確認し、自分が良いと思った候補者に投票したいと思いました。
○廣瀬 朋音さん
今まで選挙について考えたことがなく、選挙と聞くと難しく感じていましたが、意外と私たちの身近にあるものだと知りました。
今日の模擬投票では、自分が選んだ候補者名を書いて投票したので、難しくなかったですが、今後、実際に投票する時に候補者を選ぶことは難しいと感じました。
私は昨年、選挙権を持つ年齢になりました。私もこれから投票へ行きたいと思います。
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