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特集 シリーズ まちづくり VOl.40

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山梨県南アルプス市

■冬本番、水道管の凍結防止対策をしましょう
◆厳しい冷え込みの季節の到来
水道管は気温がマイナス4度以下になると凍結しやすくなります。
南アルプス市消防本部の記録によると、昨年の12月中旬から2月下旬までの間に、マイナス4度を下回る日が16回観測されており、その間に南アルプス市上下水道局に、600件を超える水道管の凍結についての相談がありました。
特に、屋外でむき出しになっていて、日陰や風があたりやすい場所にある水道管は、凍結しやすいので注意が必要です。

◆水道管の凍結を防ぐには
◇水道管に保温材を巻き付ける
むき出しになっている水道管を保温チューブやタオルで覆い、ずれないように上からビニールテープを巻き付けると良いでしょう。さらに、ビニール袋などを上からかぶせるとさらに効果的です。
また、保温材が損傷していたり、外れていたりすると凍結しやすくなりますので寒波が到来する前に確認しましょう。

◇屋外給湯器周りの配管の保温
屋外にある給湯器本体(石油式、ガス式、エコキュート)やその周りの給水管・給湯管も凍結防止対策が必要です。一般的な給湯器本体や給水管などには凍結防止ヒーターが備わっていますが、夏場に節電のため凍結防止ヒーターの電源プラグを抜いたまま、挿し込み忘れているケースが見受けられます。抜いてあると作動しませんので、この時期に電源プラグを差し、作動確認をしてみてください。

◇水道メーターボックスの保温
水道メーターボックスの多くは道路面から敷地に入って1m程度のところに設置されています。
水道メーターボックス内に、保温材(布切れや新聞紙を濡れないようにビニール袋に入れたもの)を詰めると凍結を防ぐことができます。メーター部分は検針の際に見えるようにしてください。

◇少量の水を蛇口から流しておく
水は流れている状態だと凍結しづらいので、蛇口から箸の太さほどの水を流しておくことで凍結を防ぐことができます。たまった水は洗濯などにご使用ください。

◆水道管が凍結してしまったら
水道管が凍結して水が出ないときは、自然に解けるのを待ってください。
水道を早く使用したい場合は、蛇口にタオルをまいて、その上から、ぬるま湯(50℃程度)をかけて、ゆっくり解凍してください。
なお、熱湯をかけると水道管が破裂するおそれがあります。熱湯はかけないようにしてください。

◆ご家庭での漏水の発見方法
凍結による漏水が疑われる場合は、家の中や庭などに設置されている蛇口を全て閉めてください。水道メーターボックス内にあるメーターのパイロットを確認してください。パイロットが回転している場合は、どこかで水漏れをしている可能性があります。

◆水道管の漏水を発見した時は
漏水を見つけたら、不凍栓か水道メーターボックス内の止水栓ハンドルを時計回りにまわして止水してください。
普段からご自宅などの不凍栓や水道メーターボックスの位置を確認し、漏水を発見したときに止水ができるようにしましょう。
水道管の漏水を発見した場合は、「南アルプス市指定給水装置工事事業者」に修理を依頼してください。
修理費用は個人負担となりますので、見積もりを取るなど内容を確認したうえで、相談依頼してください。
なお、マンション・アパートにお住まいの方は、管理会社に連絡してください。

指定給水装置工事事業者の連絡先は市ホームページを確認してください。
※QRコードは本紙P.3をご覧ください。

これから冬本番です。寒い日が続くと、水道管が凍結しやすくなります。水道管が凍結・破損すると、台所・お風呂・トイレなどが使用できなくなります。また修理に多額の費用がかかったケースも見受けられます。厳しい冷え込みが訪れる前に、水道管の凍結防止対策をしましょう。

問合せ:上下水道局総務課
【電話】282-2082

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