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健康としあわせ Health and Happiness

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山梨県南アルプス市

■今年も、熱中症に気をつけて過ごしましょう!
暑くなると、熱中症の危険が増します。
令和5年度(5月~9月)は、全国で約9万1千人の方が熱中症により救急搬送され、残念なことに107人もの方が亡くなりました(総務省ホームページより)。

◆熱中症はどのようにして起こるのか?
人間の身体は、平常時は体温が上がっても汗や皮膚温度が上昇することで体温が外へ逃げる仕組みとなっており、体温調節が自然と行われます。しかし、体温の上昇と調節機能のバランスが崩れると、身体に熱がどんどん溜まってしまいます。このような状態が熱中症です。

◆熱中症を引き起こす3つの要因
(1)環境…気温が高い、湿度が高い、風が弱い、日差しが強い、閉め切った屋内 など
(2)からだ…低栄養状態、糖尿病等の持病、二日酔いや寝不足等の体調不良、脱水状態 など
(3)行動…激しい運動、長時間の屋外作業、水分補給ができない状況 など
これら3つの要因により身体のバランスが破綻し、熱中症を引き起こす可能性があります!

◆体とお水のお話
成人男性では体の約60%、成人女性は約55%が水分ですが、約5%の水分を失うだけで、熱中症の症状があらわれるので、こまめな水分補給が大切です。
また、汗を多くかいたとき塩分を補給せず、水分だけ補給すると、体内の塩分(ナトリウム)濃度を保つため体は水分を尿として外に排出しようとします。水分補給をしようとしたつもりが、体内の脱水状態を進行させてしまうことになるので要注意です。
ちなみに、アルコールやカフェインを含む飲み物も利尿作用があるので水分補給には適しません。

◆「熱中症警戒アラート」を活用しましょう
・熱中症警戒アラートは、熱中症の危険性が極めて高い環境になると予想される日の前日夕方、および当日朝に発表されます。
・熱中症警戒アラートが発表された場合、市のホームページや防災無線で呼びかけを行います。

◇熱中症警戒アラートが発表されたら
・外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう
・外での運動は、原則、中止/延期をしましょう
・部屋の温度を調整しましょう
・熱中症のリスクが高い方には、温度調整やこまめな水分補給について声かけをしましょう

▽より詳しい情報は…環境省のホームページをご覧ください。
※QRコードは本紙P.13をご覧ください。

問合せ:健康増進課
【電話】284-6000

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