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地域の水は、地域で守ろう!! 河川水質検査結果報告

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山梨県富士川町

◆河川の水質検査結果報告
川を汚す原因の大半は、私たちの家庭から流れ出る生活排水です。これは、主にトイレから排出されるし尿と、台所や風呂場、洗濯などから排出される生活雑排水に分けられます。河川が汚れていると魚が住めなくなるばかりか、農作物にも悪影響を与え、浄化能力も低下するため、自然環境を破壊してしまいます。
町では、河川の汚れを監視するため年1回、町内の河川9か所で水質検査を実施しています。主な河川の3か年の水質状況検査結果を比較すると以下のとおりです。

上記の結果から
・戸川上流 ここ数年、清潔な状況が保たれています。
・戸川・畔沢川合流点下流 ここ数年、清潔な状況が保たれています。
・大柳川下流 ここ数年、清潔な状況が保たれています。

◇用語解説
・PH(水素イオン濃度)
酸性とアルカリ性の度合いを示す指標です。PH7は中性を示し、7を超えるとアルカリ性、7未満は酸性を示します。

・B.O.D(生物化学的酸素要求量)
河川水の汚濁の程度を示す代表的な指標として使われています。この数値が大きいほど河川が汚れているといえます。

・SS(浮遊物質量)
水中に浮遊している粒径2mm以下の不溶性物質です。数値が大きいほど汚れているといえます。

※大腸菌(群)数
大腸菌はそれ自体、人の健康に有害なものではなく、人畜の排泄物などによる汚濁の指標として「大腸(菌)群」として使われています。環境基準の見直しにより、令和5年度から検査項目が「大腸菌群数」から「大腸菌数」変更になりました。

◆やってみよう!私たちにできること。ーご家庭でできる排水対策ー
河川の汚れを防ぐためには、下水道施設への接続や合併浄化槽を設置する必要があります。また、私たち一人ひとりが、河川を汚さないように気をつけることも大切です。家庭でできる次の排水対策を実施するよう心がけてください。
・汚れた食器は、洗う前にぼろ布などでふきとってから洗いましょう。
・台所の三角コーナーにろ紙袋をつけましょう。
・使用済みの天ぷら油などは捨てずに、町の廃食油の収集を利用しましょう。
・お米のとぎ汁は、植木などにまきましょう。
・浄化槽を適切に管理し、定期的に保守点検・清掃をしましょう。
・洗車などは、自宅ではなく洗車場で行いましょう。

お問い合わせ:町民生活課 生活環境担当
【電話】22-7209

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