◆食育とは…
「食育」とは、さまざまな経験をとおして、食に関する知識を身につけ、健全な食生活を実践できるよう育むことです。食べることは生涯にわたって続く基本的な営みです。その基礎を培う乳幼児期の食育は、とても重要な役割をもっています。
◆食育でめざすこども像
町立保育園では、保育の一環として食育を位置づけ、「保育所保育指針」に基づき、5つの子ども像を掲げています。
(1)おなかがすくリズムのもてる子
(2)食べたいもの、好きなものが増える子
(3)一緒に食べたい人がいる子
(4)食事づくり、準備にかかわる子
(5)食べものを話題にする子
これらはこどもの頃から家庭や保育園・学校、地域などさまざまな場所で学び、身につけていくものです。
◆食育の実践
★規則正しい生活
睡眠、運動、規則正しい食事をすることで、生活リズムが整い、お腹がすいた・食べたいなどという感覚が持てるようになります。
★楽しい食事
家族や友達と楽しく食事をすることで、信頼感や愛着が形成されていき、食事への意欲が育っていきます。
★感謝の気持ち
食事の準備を手伝うことで、食べるまでの過程を知り、食事ができることの喜びを感じられるようになります。
★食体験
栽培・収穫・調理などの体験をとおして、食べ物に親しみや興味が持てるようになり、「食べてみよう」という気持ちが芽生え、苦手な食材も食べられるようになることがあります。
◆食育の日
「毎月19日は食育の日、毎年6月は食育月間です。」
★家庭でできる食育
□朝食を食べる習慣をつける
□ゆっくりよく噛んで食べる
□家庭で食卓を囲む
□塩分や脂肪の取りすぎに気を付ける
□食品表示や産地を意識して食品を選ぶ
□家族で食事の準備をする
□食材の無駄を減らす
□郷土料理や行事食を入れる
□家庭菜園や農業体験をする
このように日常生活の中で取り入れられる食育はたくさんあります。食に関するさまざまな体験をとおして、食べ物や食事への興味を高め、紹介した食育を参考に、できることから始めていきましょう!
問い合わせ:子育て支援課 児童保育担当
【電話】22-7221
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