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当初予算特集コラム 「税金」「保険料」「使用料」について考える

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山梨県市川三郷町

学校の授業で「税金」「保険料」「使用料」について学んだみさとちゃん。
そのことについてパパとママに話をしています。

今日の授業で「税金」「保険料」「使用料」について勉強したんだけど、何だか難しくてよく分からなかったな~。パパ詳しかったよね?教えてよ!

分かったよ。大人でも難しい話だけど頑張って聞いてね。
まず「税金」だけど、みんなの役に立つ道路を作ったり、みさとの通っている公立の小学校を運営していくために少しずつお金を出し合う、社会の「会費」のようなものなんだよ。国や県、市町村が法令に基づいて納めてもらっているものなんだ。
次に「保険料」は、病気やケガをしたときにかかるお金をみんなで出し合うことで、今困っている人をそのお金で助け、もし自分が困ったときはそのお金で助けてもらう「相互扶助」という考えに基づいて納めるものなんだ。
最後に、「使用料」だけど、町で作った体育施設や温泉などを利用する人に負担してもらうお金で、「受益者負担(※)」という考えに基づいて納めるものなんだ。料金は町で定めているんだよ。

※地方自治体の提供する公共サービスは,広く住民の皆様から徴収した税金により賄うのが原則ですが,サービスにより利益を受ける方が特定されるものについては、全てを税金で賄うと、サービスを受ける方と受けない方との不公平が生じてしまいます。
このような観点から、サービスにより利益を受ける特定の方に、受益の範囲内で使用料や手数料などを負担していただくこと(受益者負担の原則)が基本的な考え方とされています。

なんか難しいけど、わたしたちが生活する中で必要なお金ということは分かった!
使用料ってつまりは、遊園地とかで払う入場料みたいなものだよね?
日常生活でも払っている気がするけど…

みさとの言うとおり、使用料は公共か民間かに関係なく日常的に払っているものよね!
でも、ひとつ分からないのが、民間の施設だと全て利用するお客さんが必要経費を払っているんだから、100パーセント受益者負担っていうことになるよね。
公共施設もそれで良い気がするんだけど…

ママの言うことも分かるけど、公共性の高い施設だからね。経費の100パーセントを受益者に負担させるとは中々いかないんだろうね。
まぁ利用していない人との公平性を考えると、せめて半々とかなのかな?

半々ね…私は利用していない人たちの気持ちも考えると、利用する人に全額負担してほしい気もするけど…

■私たちが日常的に払っている「税金」「保険料」「使用料」。
その適正かつ公平な配分について、皆さんはどのように考えますか?

◆令和6年度版「知ってほしい、まちの予算」(概要版)
広報紙だけでは伝えきれない各種事業について、わかりやすく説明した「知ってほしい、まちの予算」を発行します。完成後、各組回覧するほか、町内公共施設にも設置します。また、町ホームページにもPDFファイルを掲載します。

問合せ:町総務課行財政改革推進係
【電話】055-272-1102

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