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とびだせ!市民レポーター!

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山梨県甲府市

■親子で楽しむ!甲府の森林体験
環境問題への関心が高まっている昨今、“子どもたちに、森や林業に親しんでもらいたい”との思いから市の林政課が開催した、「親子で楽しむ森林体験教室」に参加してきました。

●“森林体験”って、なにするの?
市の北西部にある「千代田湖」南側湖畔からすぐの市有林を少し登り、市が管理している森林に向かいました。登山道として整備されていない山の中で、実際にのこぎりとロープを使って木を切り倒す体験をします。のこぎりの使い方を教えてもらい、最後は子ども一人でも切れるようになりました。切りたてのヒノキの香りを嗅いだり、木登りしたりと森林ならではの体験ができました。その後、「創作の森おびな」の研修棟にて、自分が切った木や山中で拾った葉っぱや松ぼっくりなどを使った木工工作を行いました。くっつきにくい木やどんぐりに苦戦しながらも、思い思いの作品を親子でつくって楽しみました。

●甲府の森林は、どんなことに役立つの?
森林は地球温暖化防止に必要不可欠なのはもちろん、木の根が水分を蓄えることから洪水などの災害防止にも役立つため、私たちの生活を支えてくれる大切な存在です。甲府にある山の木の種類はカラマツが一番多く、林政課では、主に間伐など森林の手入れを行っています。切った木は、主に合板などの建築資材として活用されているようです。

●体験を行う上で大切にしていること
林政課の方から、「森の大切さや林業の楽しさを知ってもらい、親子で一緒に“森林林業の未来”について考えるきっかけづくりにつながる体験になるよう、心がけています」と、森林体験を行う上で大切にしていることを教えていただきました。

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◇今月の担当レポーター 武居みお
登山道の整備されていない森での体験は、安全に配慮しつつ、危険についても学ぶ良い機会だと感じました。切りたてのヒノキの香りを知るなど、大人も子どももわくわくしながら森林に親しむことができました。ご興味ある方は、次回開催時にぜひ参加してみてください。

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