■第66回こどもの読書週間 4月23日~5月12日
「ひらいてワクワク めくってドキドキ」
2024年「こどもの読書週間」標語
「こどもの読書週間」は、「子どもたちにもっと本を!」との願いからはじまった行事ですが、子どもに読書をすすめるだけでなく、大人にとっても子どもの読書の大切さを考えるときでもあります。この機会に、家族で読書を楽しんでみてはいかがでしょうか。
山梨県内の図書館員が昨年1年間に出版された図書の中から、「こどもにすすめたい本」110冊を選びました。市内各図書館では展示・貸出を行います。選定された図書から一部をご紹介します。
■幼児向け
○『なにができる?』
キボリノコンノ/さく PHP研究所
木を削って、磨いて、絵の具で色を付けると、あらあら不思議!木がおいしそうな食べ物に大変身します。
○『ねぞうプロレス』
ひらぎみつえ/作・絵 教育画劇
「ねぞうプロレス」の選手は仲良く寝ている親子3人。子どもの寝相をプロレス技に例えており、思わずくすりと笑ってしまいます。
■小学生(低学年)向け
○『目でみるえいごのずかん』
おかべたかし/文 やまでたかし/写真 東京書籍
「blossom(ブロッサム)」と「flower(フラワー)」はどちらも日本語では「花」ですが、英語では使い分けをしています。写真を見比べながら、英語の知識を深めてみましょう。
○『やさいのはななんのはな?』
宮崎祥子/構成・文 網野文絵/写真 岩崎書店
いつも食べている野菜には、どんな花が咲くのでしょうか。黄色のお星さまみたいな花、紫色のラッパみたいな花。どれもきれいで不思議な形をしたものばかりです。
■小学生(中学年)向け
○『黒部の谷の小さな山小屋』
星野秀樹/写真・文 アリス館
富山県の黒部の谷の阿曽原温泉小屋。この小さな山小屋は、7月半ばから10月の終わりまで登山客を迎えます。大自然が織りなす迫力ある風景がとても魅力的です。
○『せんそうがおわるまで、あと2分』
ジャック・ゴールドスティン/作 長友恵子/訳 合同出版
ジュールとジムは、同じ日に同じ町で生まれました。やがて戦争が始まり、軍隊に入ります。戦争が終わるまでの、たった2分が二人の運命を大きく変えてしまいます。
■小学生(高学年)向け
○『カタリン・カリコ mRNAワクチンを生んだ科学者』
増田ユリヤ/著 ポプラ社
2020年、新型コロナウイルス感染症の世界的な大流行が起こりました。それに対抗するワクチンの開発には、ある一人の女性科学者の地道な研究がありました。
○『ひと箱本屋とひみつの友だち』
赤羽じゅんこ/作 はらぐちあつこ/絵 さ・え・ら書房
小学5年生の朱莉は小さな本屋さんで売られていた一冊の手作りの本に心を奪われます。その本の作者は小学生の女の子。ふたりはある日、本屋で初めて会うことになり…。
■中学生・高校生向け
『じつは伝わっていない日本語大図鑑』
山口謠司/監修 東洋経済新報社
日本語にはたくさんの言い回しや言い換えがあります。新しく生まれる言葉もあり、年齢や時代背景によっても言葉のギャップが生じます。円滑なコミュニケーションを取るためにも役立つ1冊です。
○『この夏の星を見る』
辻村深月/著 KADOKAWA
コロナ禍で学生生活が制限された中、オンラインで繋がっていく全国の天文部の中高生たち。爽やかな青春小説です。
■一宮図書館 休館のおしらせ
休館期間:5月20日(月)~6月6日(木)
一宮図書館は、電気設備工事のため、休館します。
その間、蔵書点検も行います。
ブックポストも利用できないため、資料の返却は他館をご利用ください。ご理解ご協力をお願いします。
■5月の図書館休館日
開館状況は変更になる可能性があります。
ホームページや入口の掲示などで詳細を確認の上、ご利用ください。
問合せ先:
石和図書館【電話】055-262-5959
御坂図書館【電話】055-263-0363
一宮図書館【電話】0553-47-5220
八代図書館【電話】055-265-2113
春日居ふるさと図書館【電話】0553-26-2283
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