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自治体の皆さまへ

みんなの健康だより

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山梨県西桂町

今月から、毎月健康に関する情報をお届けします!

■今月のテーマ「“ロコモ”を予防しましょう」

◇最近よく耳にするロコモって何?
「ロコモ」は「ロコモティブシンドローム」という言葉の略称です。ロコモとは、運動器の障害により基本的な運動能力が低下し、立ったり歩いたりといった日常生活の中で行う簡単な動作が困難になる状態のことを指します。
適切に対処しないと、運動器機能はさらに低下していき、最悪の場合は寝たきり状態になるおそれもあります。ロコモティブシンドロームは、要支援・要介護の大きな原因の一つです。

◇こんな症状がある方は要注意!
以下のチェック項目に一つでも当てはまったら要注意。トレーニングを始めて運動器の衰えを防ぎましょう。
・片足立ちで靴下をはけない
・手すりなしで階段を上るのがつらい
・15分以上歩き続けることができない
・横断歩道を青信号の間に渡りきれない
・家の中でつまずいたり、足を滑らせたりすることがよくある
・布団の上げ下ろしなど、重いものを持つ家事がつらい
・2キログラム程度(牛乳1リットルパック2本分)の買い物袋を持って歩くのがつらい

◇どうやって予防するの?
ロコモティブシンドロームの原因は加齢だけではなく、運動不足や食生活の極端な乱れも影響します。
今からできる予防をしっかり実践することが大切です。
(1)生活習慣の改善
体は食べたもので作られるため、健康を見直すなら食事から。ロコモの予防にも、食生活の改善は重要ポイントです。三食規則正しい時間に、栄養バランスを意識した食事を摂るように心がけましょう。
(2)適度な運動
ロコモの原因はたくさんありますが、最も多いのが「運動不足」です。高齢になってからだけではなく、若いときの行動にも起因します。下記のような生活を送っている方は生活の見直しを検討することをお勧めします。
・エレベーター、エスカレーターをよく利用し、階段を使わない
・ソファに座ってばかりいて、出歩かない
・怪我ばかりしている
・極端に太ったり、痩せたりしている
心当たりのある方は、日常生活に些細な運動を組み込むことから始めてみてはいかがでしょうか。

◇悪循環に陥る前にロコトレを
ロコモティブシンドロームの怖さは、「体が思うように動かない」→「動くのをやめる」→「さらに体が思い通りに動かなくなる」という悪循環に陥りやすい点にあります。
日本整形外科学会ではロコモ予防の「ロコトレ」を推奨しています。
興味のある方は右記から読み取り、ロコトレに挑戦してみてください。
※詳しくは本紙をご確認ください。

問合せ:福祉保健課 保健係
【電話】25-4000

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