文字サイズ
自治体の皆さまへ

〔特集〕6月は男女共同参画推進月間

1/32

山梨県韮崎市

◆目指そう、だれもが自分らしく暮らせるまち
■男女共同参画社会
▽~自分らしく暮らせるまちを目指して~
1999年6月に「男女共同参画社会基本法」が制定・施行されてから、本市では、毎年6月を男女共同参画推進月間として定めています。
また、令和5年10月には、すべての人が自分を大切にし、自分らしく暮らせるまちを目指し、「韮崎市パートナーシップ・ファミリーシップ制度」を導入しました。

■韮崎市男女共同参画推進委員会活動・提言
韮崎市男女共同参画推進委員会では、すべての人が自分らしく暮らせるよう、家庭、職場、地域、学校など社会の様々な分野における課題解決に向けた活動を行っています。
令和5年度は、「自分らしく暮らせるまちを目指して」をテーマに3つのグループに分かれ、それぞれ調査・研究を進めました。月に1回の委員会では、グループ活動を中心に話し合うほか、講師を招き、理解を深めました。
年度末に、市長に次のとおり提言をしました。

▽提言内容
(1)男女共同参画推進体制の整備充実に努められたい。
(2)パートナーシップ・ファミリーシップ制度の周知に努められたい。
(3)外国人住民の男女共同参画に努められたい。
(4)具体的な男女共同参画推進活動の推進に努められたい。
(詳細は本紙3・4ページ)。

市ホームページで今回の提言書の内容を紹介しています。「韮崎市男女共同参画」と検索して、「令和5年度韮崎市男女共同参画推進委員会の活動」をご覧ください。

■「家庭における家事の役割分担について」~暮らしグループ~
家庭における役割、特に家事については、多くの家庭で女性が担う傾向にあります。さらに、昔と比較すると共働き家庭が増加し、特定の人物のみが家事や子育てを担うことが困難な状況にある現在、家事の役割について家族全員で協力しながら生活するためには何が必要か考えてみました。
(1)家事を行うためにはきっかけが必要
・誰でもできる簡単な料理教室
(2)家族の一員として子どもにも家事を分担させることが必要
・親子料理教室
(3)男女を問わず、意識改革が必要
・性別を理由とした体験をワンフレーズで募集
家事とは面倒なものであるというマイナスイメージを払しょくするためには、まずは、「家事は難しくない」ことを理解することが必要です。家事教室や料理教室の実施は、そのきっかけ作りとして非常に有用であり、家事に対してのハードルを下げることができます。

■「誰もが安心して住みやすい韮崎市の実現」~多様性グループ~
「パートナーシップ制度の導入において、市民への啓発をどのようにすすめるか」を主題として話し合いを行う中で、制度の周知に限らず、多様性を認め合う地域社会になることが目指す姿だと考え、テーマを「誰もが安心して住みやすい韮崎市」として、現状認識および原因・課題の調査、研究を行いました。
無意識な思い込みや、偏見、先入観などは、「知らない」ことが原因となっていることが多いため、多様性を「認め合い・知り・気づきあう」ことを学校・自治会・企業・行政などがあらゆる人に浸透させるための継続的な活動が必要となります。これら効果的な活動をまとめました。

■「誰もが働きたくなる韮崎市」~働き方グループ~
市内事業所で取り組んでいる育休等に関する制度や福利厚生・社内制度について調査し、「市内企業が取り組んでいるすてき」としてまとめたリーフレットを作成しました。
働きやすい職場環境を整えることによって、若者の確保や優秀な人材が集まりますので、福利厚生・社内制度に関心を持つことが重要です。

▽男性の育児休業取得促進奨励金
市では、男性の育児休業の取得促進するため、中小企業に勤務する市内在住の男性労働者が、育児休業を10日以上取得した場合、市内に事業所がある事業主と本人に奨励金を支給しています。
支給額:
事業主 30万円
個人 5万円
※詳しくはお問い合わせください。

問い合わせ:商工観光課 商工観光担当
(【電話】内線216)

■おわりに…
男女共同参画推進委員会では、市民一人ひとりが自ら考え行動し、より良い社会になるよう、年度末に、市長に活動状況の報告と提言をしました。
誰もが自分らしく暮らせる社会を実現できるようこれからも活動してまいります。
皆さんも今日から少しずつお互いを思いやり「男女共同参画」について考えてみませんか?

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU