1.はじめに
『教育』は八百津の未来、国の未来を左右する根幹です。教育委員会は、「夢・志や人道の心をもって、たくましく、あたたかく、しなやかに未来を生き抜いていく子ども」を、情熱をもって育てたいと願っています。
「人道のまち やおつ」として、これまで以上に地域・家庭・学校がより深く連携し、ともに手を取り合って協働することで、未来の町を切り拓いていきます。「教育」の充実が、町の発展の一助となることを心から願っています。
2.学校教育で大切にすること
◇どの子にも、夢・志を描かせる
子どもは一人ひとりが、社会の中で何らかの役割を期待されて生まれてきたかけがえのない存在です。自分のためだけでなく、地域や社会のために役立つ夢・志、人道の心をもたせてあげたいです。そして、主体的に学ぶ意義や意味を考え、夢の実現に向けて挑戦し努力することの大切さを実感させることをめざします。
◇未来を生き抜くための『生きる力』を育む
『生きる力』とは、「確かな学力」、「豊かな人間性」、「健康・体力」です。『基礎的な知識・技能を習得し、自ら考え、判断し、表現し、問題解決する力』『自らを律し、他人と協調する心、他人を思いやる心、感謝する心などの豊かな人間性』『たくましく生きるための健康や体力』などを育てます。
◇ふるさとに誇りと愛着をもたせる
生まれ育った故郷を「心の拠りどころ」として、「八百津に住み続け、地域に貢献しようとする」「八百津を離れても、やがて戻り地域のために尽くす」「どこに住もうとも、郷土のことを決して忘れず、八百津で育ったことに誇りと愛着をもち、堂々と生きていく」というたくましい子どもたちを育てていきます。
3.社会教育で大切にすること
◇生きがいに満ちた人生を歩む町民
「学ぶことを楽しむ」「歴史や文化を理解する」「芸術・文化を主体的に創造し、鑑賞する」「スポーツを楽しむ」ことなどが生きがいに繋がります。
◇未来を生き抜く子どもたちを育てる
子どもたちに夢・志をもたせ、「地域に貢献できる力」を育成するため、学校の教育活動の改善に努めます。また、地域の中で大人との交流を深めるきっかけづくりや、子どもを見守る体制づくりに力を入れます。
◇人権尊重の気風みなぎる町民
町民の誰もが人に優しい思いやりの心と、八百津町出身の杉原千畝氏の功績に誇りをもち、「人道のまちやおつ」を実現します。
4.おわりに
「学校のための地域、地域のための学校」を合言葉に、地域学校協働活動、学校運営協議会(コミュニティースクール)を行っております。地域のために、子どもたちのために、そして八百津町の未来のために、地域のみなさまのご理解とご協力をお願いします。
●キーワード
・挑戦する
・夢中になる
・目標をもつ
・努力する
・よく考える
・斜めから考える
・心の声を聴く
・引き出しあう
・しなやかに立ち直る
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