■今からできる「おうち防災」
地震で強い揺れが起きた場合、屋内では家具や電気製品の転倒、食器の落下、割れたガラスの飛散などによる被害が考えられます。そのため、家具を固定したり、倒れても人に被害が及ばない安全な位置に配置したりするなど、災害に備えて工夫することが大切です。
そこで、今からできる「おうち防災」として、家の中のチェックポイントと対策方法を紹介します。
■チェックポイントと対策方法
▽タンスや棚の転倒防止
背の高い家具は、倒れにくくするため、L字金具やつっぱり棒で固定しましょう。
・突っ張り棒はタンスの奥に、かつ天井下地に当たるように
▽ガラス戸のガラス飛散防止
食器棚などのガラス戸には、ガラス飛散防止フィルムを両面に貼り、ガラスの破損と収納物の飛び出しを防止しましょう。
▽棚の中身の飛び出し防止
ガラスや陶器などの食器の破損はけがにつながるので、食器棚などは扉が開かないよう止め金具を付けましょう。
▽電気製品を固定する
電子レンジや大型電気製品は、強力なマジックテープや耐震ゲルマットなどの防災用品で滑り落ちないように固定しましょう。
テレビは高い家具の上に置かず、できるだけ低い位置で固定しましょう。
・ゲルマットで固定
・テレビは低い位置に
▽家具の配置を工夫する
部屋の出入口付近には背の高い家具を置かない、重い家具は低い位置に置く、寝ている場所に家具が倒れたり、上から物が落ちたりしない配置にするなど、工夫しましょう。
問合せ:防災安全課
【電話】内3442
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