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子どもたちに「多様な学びの場」を

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岐阜県可児市

学校へ行きたくても行けない児童生徒のための教室「スマイリングルーム」は、総合会館(広見)から可児川苑(坂戸)に移り、規模を拡充して10月15日に開室しました。
旧スマイリングルームは、「ニコニコルーム(自立支援教室)」として使用します。
併せて、仮想空間「メタスマルーム」を継続して活用し、子どもたちの多様な学びの場をさらに充実させていきます。

■多様な学びの場を拡充
(1)「スマイリングルーム」の部屋の数が増えることで、個別に学習する場を確保し、今までより多くの子どもたちが通えるようになります。
(2)自立支援教室「ニコニコルーム」を総合会館に残すことで、外部とのつながりが難しかった児童生徒が、集団生活の適応に向けて、静かな空間の中で、一人一人の気持ちや状況などに応じて活動できます。
(3)自宅から出ることが難しい児童生徒に対して、メタバース空間内に教室をつくることで、学習支援や相談支援を自宅から受けることができます。

このような特徴のある3つのルームを、以下で紹介します。

■多様な学びに向けた「教育支援センター」の3つのルーム
児童生徒一人一人に応じた個別学習や相談などを行うルームを紹介します。利用を検討する場合は、市教育支援センター【電話】42-6481へ問い合わせてください。

(1)スマイリングルーム(可児川苑)
基本的な生活習慣を身に付けながら学習や体験活動に取り組みます。水曜日は、個々の意思や状況などに合わせて「チャレンジ登校日」を設けています。
・個人やグループで計画して学習を行います。分からないことは、先生に質問できます。
・絵手紙、押し花、野外活動などを自分で選択して活動できます。
・卓球やボール遊び、文化創造センター・アーラと連携したワークショップなどを行います。
・学校生活、学習、生活習慣などの相談を行います。

(2)ニコニコルーム(総合会館)
穏やかな時間が流れる空間で、心と体を整え、活動のエネルギーを整えることができます。
・つながりサポーターが家庭訪問を行います。さまざまな話をすることができます。
・絵を描く、何かを作る、人とゲームをするなど自分の興味のある活動ができます。
・自分の興味のあることや困りごとなどを話すことができます。
・「好きなこと」「やってみたいこと」を自分で決めて、自分のペースで行います。

(3)メタスマルーム(自宅)
外部とのつながりをつくるための第一歩として、メタバース空間内で、会話・学習などを行います。
・スマイリングルームやさまざまな学習・進路に関わる情報を見ることができます。
メタスマ先生
・つながりサポーターが、学習支援や相談支援を行います。

問合せ:教育研究所
【電話】63-4841

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