~笑顔があふれる元気なまちへ~
◆ポストコロナの「つながりづくり」
市では総合計画において、「笑顔があふれる元気なまち」を将来都市像に掲げ、後期基本計画では、「つながりづくり」を全分野共通の取組方針としています。令和4年度においては、「ポストコロナの『つながりづくり』」を念頭に、数多くの事業を展開しました。
例えば、ひとり親家庭の交流を目的とした「仲良し親子の集い事業」では、コロナ禍での行動制限の緩和に伴い、3年ぶりに日帰りバス旅行を実施しました。「フレイル予防事業」では、楽しみながら仲間同士で歩数を競い合うことができるウオーキングイベントを実施し、多くの方に参加していただきました。
また、物価高騰などの影響を受けた市民の皆さんや市内事業者に対する支援として、プレミアム率100%の「プレミアム付商品券事業」を実施。さらに、エネルギー価格高騰の影響を受けた市内事業者に対する「中小企業等エネルギー価格高騰対策支援事業」なども実施しました(令和4年度に実施した主な事業は、下記のとおり)。
【令和4年度に実施した主な事業】
◇将来を見据えたまちづくり
・チョイソコかかみがはら事業
デマンド型交通「チョイソコかかみがはら」は、鵜沼南地区での2年間の実証実験の結果を踏まえ、令和4年10月に、須衛・各務・八木山エリアを加えて本格運行を開始しました。
・新特別支援学校整備事業
・新総合体育館・総合運動防災公園整備事業
◇賑わいと交流の創出
・フレイル予防事業
管理栄養士などの専門職による講話や、自身のフレイル状態を測定するフレイルチェック事業、スマートフォンアプリを活用したウオーキングイベントなど、高齢者を対象としたフレイル予防の取組を実施しました。
・かかみがはらおさんぽマルシェ事業
・仲良し親子の集い事業
◇挑戦する事業者を支援
・中小企業DX推進事業
市内中小企業のデジタル技術を活用したビジネス変革に向けた取組を支援するため、先進事例や市内外企業の取組事例の紹介や国の「IT導入補助金」の交付を受けた事業者に、対象経費の一部を補助しました。
・中小企業新ビジネス展開支援事業
・中小企業等エネルギー価格高騰対策支援事業
◇きめ細かい市民サービス
・出産・子育て応援事業
妊娠届出時から妊婦や子育て家庭に寄り添い、出産・育児などの見通しを立てるための面談や継続的な情報発信を行うことを通じた伴走型支援の充実を図るとともに、経済的な支援を実施しました。
・高齢者等ごみ出し支援事業
・物価高騰に係る給食費負担軽減事業
◆令和4年度決算(一般会計)
一般会計とは、福祉や教育、都市基盤の整備など、市の基本的な事業を行う会計です。令和4年度の歳入は、601億3270万円、歳出は566億1131万円でした。その内訳は、下記のとおりです。
◇歳入の内訳
※自主財源とは、市税のように市が自ら決定し収入しうる財源。依存財源とは、補助金や地方交付税や市債のように、国や県の基準に基づき交付される財源。
◇歳出の内訳
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