■River to Summit 2023
11月4日(土)・5(日)木曽川中流域観光振興協議会主催による、各構成市町の会場にて『日本ライン・KISOGAWA River to Summit 2023』が開催されました。
町では昨年度に引き続き行幸公園を会場として「日本ライン SAKAHOGI STAND」での飲食の提供と「河原DEゆる音フェス」による音楽イベントが両日に渡り実施されました。イベントは「スマイル」(正式名称「NPO法人坂祝町まちづくり推進機構」)が運営を行い、多くの方が訪れるゆっくりと落ち着いた雰囲気の会場となっており、好天にも恵まれ、訪れた方は木曽川の景色と音楽の音色を聴きながら過ごされていました。
4日(土)の早朝からは「スマイル」による「サカホギトレラン2023」が行幸公園をスタート・ゴールとして開催され、参加者は猿ばみ城を含めた山道や木曽川の河原を激走されました。また、5日(日)には加茂地区交通安全協会坂祝支部による自転車利用者への交通安全運動も実施され、サイクリングを楽しむ方々に交通安全の呼びかけを行っていました。
■8020(ハチ・マル・ニー・マル)達成者を表彰
11月8日(水)保健センターにおいて、歯科医から推薦された8020達成者(満80歳以上で20本以上の歯がある方)の9名が表彰されました。
表彰式では町長が達成者らの歯の健康を称え、自身も12年後には表彰されたいと話すと会場は和やかな雰囲気に。その後、歯科衛生士から「口腔機能の低下が全身の衰弱を引き起こしやすい」などの講話を受け、全員で口腔機能を保つための「口腔体操」をしました。
■ソーラーカーでSDGsを学ぶ
11月24日(金)小学校において、中日本自動車短期大学の清水教授が講師となり、4~6年生でSDGsを学習テーマに選択している児童35名が参加し、総合的な学習の時間に「太陽光のしくみとソーラーカー試乗会」を実施しました。
清水教授から太陽光について教えていただいた後に、グラウンドでソーラーカー試乗しました。太陽光がエネルギーに変わったことを実際に体験でき、こども達は興奮しながら、試乗を楽しみました。
これからも連携する大学や企業との交流の機会を設け、地域に根付いた学習体験を坂祝町の教育で行っていきます。
■シニア文化祭
11月24日(金)町のシニアクラブ会員による文化祭がサンライフさかほぎにて行われました。会場には各単位シニアクラブの活動作品が展示され、人々の目を楽しませていました。また、会場に集まった会員たちは、元気に合唱やカラオケを発表していました。
■県内722作品の中から2人も入賞!
第23回社会科課題追究学習作品展(岐阜県教育委員会主催)・小学校の部において、6年生2人の作品が入賞作品に選ばれました。(入賞者は全部で40人)
○優秀賞
丹羽 奏介さん
作品名:公園図鑑 ~僕の町に理想の公園はあるのか?~
○入賞
柴田 夏海さん
作品名:~世界から核と戦争をなくそう~ 平和が続くように
○インタビュー
Q.このテーマを選んだ理由は?
丹羽奏介さん
坂祝町には公園が少ないです。友達との待ち合わせを公園にしたい、公園があればもっと遊びが広がるのにと思ったことから、理想の公園があるのか探してみようと思いました。
柴田夏海さん
5年生の時、新聞で戦争の記事を読みましたが実感がわきませんでした。私たちは戦争が身近ではないので、平和な世界を創るためにも戦争をもっと知ったほうがいいと思ったからです。
Q.苦労したことやがんばったことは?
丹羽奏介さん
坂祝町・美濃加茂市・富加町の全ての公園を全部自転車で周ったことです。合計で110km近く走りました。夏休み中だったのでとても暑く、本当に大変でした。
柴田夏海さん
広島の原爆ドームまで行って、「現場」を感じてきたことです。テレビや写真で見るのとは比べものにならない悲惨さを目の当たりにして、すぐに言葉にならないほどの衝撃を受けました。
Q.この研究で成長できたと感じることや、やって良かったと思うことは?
丹羽奏介さん
地図で(3市町の)全ての公園を探したので、地図を見る力が付いたと思います。また、実際に自転車で走ることで、今まで気付かなかった場所に気付いたり、土地に詳しくなれたのが良かったです。
柴田夏海さん
今の平和な日本があるのは、悲惨な戦争の犠牲になった多くの方たちのおかげだということを知ることができて良かったです。私たちがとても恵まれていることも分かりました。世界中が平和になることを心から願います。
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