川辺町は、町内の小学校を統合し、9年間の小中一貫教育を行います。開校は令和12年春を目指し準備を進めています。
令和5年度は、川辺町第5次総合計画に掲げる将来像「清流と人が織りなす活力あるまち」を受け、『心身ともに健康で郷土を愛する人間性豊かな子ども~わたしが好き 家族が好き 仲間が好き そしてこの町が好き~』を目指す姿として取り組んできました。令和6年度からは、学校再編の視点を取り入れ、川辺町学校教育の方針と重点を策定しようと考えています。
川辺町教育委員会は、策定するにあたり、小中一貫教育研究部会を立ち上げました。学校が『全ての子どもが自立して社会で生き、個人として豊かな人生を送ることができるよう、その基礎となる力を培う場』となるよう、また、川辺町の子どもたちの豊かな学びと成長を目指し、会を進めていきます。
◆12月に第一回小中一貫教育研究部会が行われました。そこでの話題を一部紹介します。
・小学校から中学校への接続がよくなり、中1ギャップや不登校の減少につながる。
・小学校時の学習で定着しきれなかった内容を中学校の課程で補うことが容易になる。
・幅広い年齢層とのコミュニケーションから、小学生の中学生への憧れや中学生の小さい子への思いやりが育まれる。
・小学校の時から子どもを見続けている先生が中学校にもいるので安心である。
・校舎や設備の充実を図り、よりよい学習環境にしたい。
・小中一貫教育の長所はよくわかった。進めていけるとよいと思うが、安心、安全がまずその基礎となる。
小学校の校区が広がることもあり、スクールバス使用や通学路について、丁寧に進めていきたい。
・今年度から、コミュニティスクールが始まっている。よい動きになっているので、統合する時は、うまく継続したい。
◆小中一貫教育研究部会組織
・川辺町教育長
・学識経験者
・こども園保護者、小学校保護者
・PTA会長
・学校運営協議会委員
・校長、教頭、教務主任
・小中一貫教育コーディネーター
・事務局
問い合わせ:教育支援課(担当 平野)
【電話】53-2650
<この記事についてアンケートにご協力ください。>