[Books]今月のおすすめ図書

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■一般書　徳川家康と美濃四将の謎
丸山　幸太郎(まるやま　こうたろう)/著
岐阜新聞社
美濃に縁深い四将(斎藤道三・織田信長・明智光秀・古田織部)の共通点は、時代に先駆けた生き方をしながらも、その生き方を全うする前に非業の死を遂げたことだと作者は述べます。岐阜史の第一人者が分かりやすくひもときます。

■一般書　日本の鍛冶の技術論
永田　和宏(ながた　かずひろ)/著
アグネ技術センター
岐阜県出身の日本の製鉄技術の研究者が考案した「永田たたら」は、炉作りから鉧(けら)の製造まで6時間で完了し、普通に採取できる砂鉄20kgから約5kgの鉧を作ることができます。本書は、一般の人が鍛冶作品を作る入門書です。

■児童書　うまれたよ!オケラ
安田　守(やすだ　まもる)/写真・文
岩崎書店
日本各地の田んぼや畑にいるけれど、実はなかなか姿を見掛けることがない昆虫「オケラ」を取り上げた、じっくりわかる絵本シリーズの1冊。
卵や成長過程など、知っているようで知らないオケラの生態系を、迫力いっぱいの写真と話で学べます。

■児童書　おうちをみせて
ももろ/作
今泉　忠明(いまいずみ　ただあき)/監修
白泉社
ある日新しい家を作ることを聞いた「なほちゃん」。他の生き物たちの家も気になっていると、ツバメの案内でいろいろな家を見に行くことになり…。
生き物たちのすみかの工夫や構造などがわかる楽しい絵本です。

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