皆さんは「冬季うつ」をご存じですか。
冬季うつとは名前の通り、うつ症状が秋から冬にかけて現れ、春先には回復する症状のことで、冬季における日照時間の短縮が原因の一つと言われています。
人間は太陽の光を浴びることで「メラトニン」というホルモンが活発になり、体内リズムを調整しています。しかし、日照時間が短くなり、寒くて引きこもりがちな冬になると、十分に太陽を浴びることができず「メラトニン」の分泌が少なくなり、睡眠リズムが乱れてしまいます。その結果、気分が落ち込みやすくなったり、やる気が起きなかったりなどの症状が現れるようになります。
冬季うつの予防のために、寒い冬こそ積極的に太陽の光を浴び、生活リズムを整えてみましょう。
困ったときや悩んだときには、一人で抱え込まずに誰かに相談することも大切です。相談場所の一つとして市保健センターもぜひご利用ください。
市保健センターでは、毎月1回「こころの相談室」を実施しており、精神保健福祉士に自分自身の体や心の悩み、家族の悩みなどを相談することができます。
また、子育て中の人に対しては、毎月1回、「子どもの心理相談」を行っています。子ども自身について気になることや心配事、子どもとの関わり方についてなど、臨床心理士に相談することもできます。
◆こころの相談室
12月25日(月)
1月22日(月)
2月26日(月)
3月25日(月)
◆子どもの心理相談
12月13日(水)
1月10日(水)
2月14日(水)
3月13日(水)
いずれも
日時:午後1時30分~
場所:市保健センター
申込:事前に、直接または電話で市保健センターへ
そのほか、日々の育児などで困っている場合や、心配事がある場合には、「あじさい子育てひろば」をご利用いただき、助産師や保健師にご相談いただくこともできます。
何か気になることや心配事などがあるときは、一人で抱え込まず、いつでも市保健センター(【電話】25-4145)までご連絡ください。
問合せ:健康課母子保健係
【電話】25-4145
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