■三和学のすすめ
三和小学校 三和町2560 【電話】29-1005
三和小学校では「心豊かで自ら学びやりぬく子」を教育目標に、子どもや職員、家庭や地域みんなが「笑顔の学校」を目指して日々の活動に取り組んでいます。
小規模特認校制度を活用し、市内から多くの児童が通うようになり、今年度は全校児童35人でスタートしました。今年度の合言葉を「みんなちがって、みんないい」とし、子ども一人一人が輝いていけるよう自分の興味関心のある活動に積極的に取り組んでいます。
まず紹介する活動は、14年間継続している「一輪車運動」です。7月に一輪車の全国大会で優勝した山本夏夢(やまもとなつめ)さんを講師として招き、学年ごとに指導をしていただきました。山本先生の華麗な技に魅了され、10月の学習発表会に向けてやる気満々で取り組んでいます。
次に、48年間受け継がれている「ホタル保護活動」では3~4年生が中心となって活動しており、地域に出て行う「ホタレンジャー」の活動には、5~6年生も積極的に参加しています。
そして今年で2年目となる「ヤギの飼育活動」では5~6年生が中心となり、2頭のヤギを飼育しています。授業と授業の間の休みや昼休みには、4年生までの児童もヤギ小屋に行き、みんなでお世話をしています。
これらの活動を中心に三和のよさを生かす学びを「三和学」とし、子どもたちの活躍の場を広げ、輝ける子どもたちを育てていきます。
■みのかもっこNo.124
◆豊かな自然をいつまでも
三和小学校6年 田口綾乃(たぐちあやの)さん
三和小学校では、ホタルの保護活動を行っています。三和町にもっとたくさんのホタルが飛ぶことを願い、私たちも「小さな命を見逃さない見落とさない」を合言葉に、ホタルが産卵してから大きな幼虫になるまで、9カ月ほどかけて大切に育てます。昨年は暑さでうまく育たず、今年の4月にたくさんのホタルの幼虫を放流することができませんでしたが、今年の夏は、地域の人が飼育環境を整える装置を作ってくださいました。
上級生が下級生にホタルの飼育の仕方を教えたり、一緒にホタルの餌のカワニナを取りに行ったりすることで、三和の美しい自然をいつまでも残し、保護活動の伝統を引き継いでいきたいと思います。
問合せ:学校教育課教育指導係
【電話】内線464
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