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岐阜県美濃加茂市

■帯状疱疹(ほうしん)予防接種費用の助成を開始しました
帯状疱疹は、多くの人が子どものときに感染する水ぼうそうのウイルスが原因で起こります。水ぼうそうが治った後もウイルスは体内に潜伏していて、加齢や過労、ストレスなどで免疫が低下すると、ウイルスが再び活性化して、帯状疱疹を発症します。中でも加齢は特に重要なリスク因子の一つであり、50歳以上になると発症頻度が高くなるといわれています。50代、60代、70代と発症率は増加し、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹になるといわれています。
発症すると皮膚の症状だけでなく、神経にも炎症を起こし、痛みがあらわれるほか、神経の損傷がひどいと、皮膚が治った後も痛みが続くことがあります。3カ月以上痛みが続くものを、帯状疱疹後神経痛(PHN)といいます。このPHNの痛みは、「刺すような痛み」や「焼けるような痛み」とも表現されることがあり、数年にわたって痛みが改善されないこともあります。
免疫力の低下が帯状疱疹の発症の原因となるため、日ごろからバランスの取れた食事や十分な睡眠をとり、ストレスを抱えすぎない生活を心掛けることで、免疫力を低下させないようにすることが重要です。
また、ワクチンを接種することで帯状疱疹を予防することもできます。市では今年4月から、帯状疱疹ワクチンの接種費用の一部の助成を開始しました。

◆美濃加茂市帯状疱疹予防接種費用助成事業
対象:予防接種をする日に、市内に住民票がある50歳以上の人
助成回数:
(1)生ワクチン(水痘(すいとう)ワクチン)…1回
(2)不活化ワクチン(帯状疱疹ワクチン)…2回
助成金額:
(1)接種1回につき上限4,000円
(2)接種1回につき上限10,000円
※いずれも費用の助成は生涯1回までです
助成方法:指定医療機関で接種する場合は、接種費用から助成金額を差し引いた金額を医療機関にお支払いください

指定医療機関以外で接種する場合は、接種した医療機関で接種費用を全額支払い後、市保健センターで専用の申請書で申請するか、市ホームページもしくは下の二次元コードからも申請可能です。その場合、申請日まで市内に住民票がある人が助成の対象となり、助成金は後日振り込みとなります。
なお、令和6年4月1日(月)から令和6年5月31日(金)までの間に接種した人も、この助成を受けることができますので、詳細は健康課へお問い合わせください。

問合せ:健康課総務係 
【電話】66-1360

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