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■つけない・増やさない・やっつける 3原則で防ごう!夏の食中毒
気温や湿度が高い夏場は、細菌が増えやすく、食中毒の危険が高まります。
現在、県内全域に食中毒注意報が発令されています。食中毒予防の3原則を守って、食中毒を防ぎましょう。
●食中毒予防の3原則「つけない」「増やさない」「やっつける」
▽菌をつけない
・衛生的な手洗い…調理の開始前、生の肉をさわった後などは、しっかり手洗いをしましょう。
・調理器具の洗浄消毒…包丁やまな板、ふきんなどは、十分に洗浄・消毒を行いましょう。
▽菌を増やさない
・温度と時間を管理…調理した食品は、冷蔵庫に保管し、できるだけ早く食べましょう。
▽菌をやっつける
・肉は中心部までしっかり加熱…食肉などに付着している多くの有害な細菌は、75℃で1分間加熱することで死滅します。
●こんな食中毒にも注意!
近年増えている食中毒の原因と予防のポイントを紹介します。
▽アニサキス(寄生虫)…サバやアジなどの魚の内臓に寄生しています
鮮度が落ちるとアニサキスは筋肉に移動してしまいます。新鮮な魚を選び、速やかに内臓を取り除くことが、予防のポイント。
アニサキスは、半透明白色で、小さな糸くずのような形をしています。目視できる程の大きさなので、筋肉部分にいないか、しっかり確認しましょう。
冷凍処理(-20℃で24時間以上)または加熱処理(60℃で1分間、70℃以上で瞬時)でやっつけることができます。
▽カンピロバクター(細菌)…特に鶏が多く保菌しています
加熱不十分な鶏肉料理(鳥刺しや鳥たたき)などが原因で発生します。
鶏肉は生で食べない、他の食品を汚染しないように容器に入れて離して保管することが、予防のポイント。
中心部までしっかり加熱処理(75℃で1分間)することでやっつけることができます。
問合せ:保健福祉課
【電話】728-2047
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