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中学生海外ホームステイ(1)

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岡山県井原市

市では、中学生を対象に海外での生活を通して英語力を養うとともに外国の生活や文化を理解し、人間性豊かに育ってもらうために、海外派遣事業を実施しています。
本年度は、7月28日から8月5日までの9日間、イギリス(ドーセット州ボーンマス近郊)へ5人を、また、8月1日から11日までの11日間、オーストラリア(ニューサウスウェールズ州バサースト近郊)へ5人を、それぞれ派遣しました。
異国の地での体験を通して、彼らはどんなことを感じ、何を学んできたのでしょうか。

■イギリス
▽「言語の壁」芳井中学校3年 安井真翔(やすいまなは)さん
イギリス研修を通して、英語で会話をする難しさを実感しました。まず会話をする上で、リスニングができなかったら意味を理解できず、自分の言葉にして返すこともできません。そこで、英語の会話に必要なのは、まず話す内容を理解する〝リスニング〟と勝手に話が進まないようにする〝アイドンノー〟ということだと思いました。この〝アイドンノー〟は、事前に言った方がいいよと教えてもらっていたけれど、イギリスでは分からないことの半分くらいしか言えませんでした。だから、これからは〝リスニング〟の力と〝分からない〟と言う勇気を磨こうと思います。

▽「ホームステイで学んだこと」木之子中学校3年 今岡亮(いまおかりょう)さん
ホームステイで学んだことは、2つあります。まず、英語でコミュニケーションを取ったことです。最初は、相手が何を言っているのか分かりませんでした。でも、たくさん会話すると相手の言っていることが分かってきました。ホストファミリーの家では、同室になったカザフスタンの人と英語で話をしました。積極的に会話をすることが大事だと感じました。
次に、文化の違いを知ったことです。教会やお店、名所などを見学してイギリスの文化や歴史に触れました。また、日本文化の紹介では漢字を習字で書いてプレゼントしたら喜んでもらえました。
今回のイギリス研修で学んだことを生かして、英語でコミュニケーションができるように、勉強を頑張りたいです。

▽「イギリス研修で感じたこと」盈進中学校2年 中塚二花(なかつかにな)さん
今回のイギリス研修で一番心に残ったのは、ロンドン観光です。朝早くに起き、車からバスに乗り換えて数時間。ホームステイしていたボーンマスとは大きく違い、壮大な街並みに圧倒されました。特に好きだったのが、多くのお店が並ぶマルシェです。それぞれのお店の雰囲気が混じり合い、不思議な魅力を放っていました。海外の露店は治安が悪いと聞いていたので、不安に思いながら歩いていましたが、親切な人が多く、至る所に人があふれ、陽気な空気に満ちていて、街にいるだけで楽しかったです。
将来またイギリスに行き、新たな魅力を発見したいです。

▽「イギリスで過ごして」井原中学校3年 藤岡友里(ふじおかゆり)さん
イギリス研修では、午前中はボーンマスやキャッスルポイントなど、さまざまな場所を回りました。午後からは学校で授業を受け、ホストファミリーと過ごしました。ジャパニーズナイトでは、多くの人が日本の文化を体験してくれました。浴衣の着付けをうまくできるか不安でしたが、なんとか会話しながら着付けすることができました。うまく伝わらないこともありましたが、単語だけでも相手に伝わったことがとてもうれしかったです。英語でコミュニケーションをとることの楽しさを改めて感じることができました。
今後また、イギリスに行くことを目標に、英語でたくさんの人と楽しく会話できるようになりたいです。

▽「イギリス研修を通して」芳井中学校3年 大田黒小暖(おおたぐろこはる)さん
9日間の研修で、ホストファミリーと過ごしたことや語学学校に通ったこと、ロンドンに行ったことや周りが英語だけの環境で過ごしたことなど、さまざまな経験をしました。初めてのことばかりで挑戦することもありました。時には失敗することもあったけれど、うまくいくこともありました。例えば、英語で会話をする時に、うまく伝わらなかったり間違えて聞き取ったりしたことです。この経験から、もっと英語の勉強をしようと思うきっかけとなり、一生懸命会話に取り組むことができました。
研修での経験を生かし、将来の夢を叶えるために、勉強などさまざまなことを頑張って積極的にチャレンジしていきたいです。

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