■オーストラリア
▽「ホームステイで学んだこと」美星中学校3年 川本千絢(かわもとちひろ)さん
〝なんとかなる〟これが今回のホームステイで一番感じたことです。
最初は英語が伝わるかどうかなど、たくさんの不安がありました。しかし、その不安はホストファミリーと過ごしていく中で、自然と消えていきました。私が、下手な英語を一生懸命伝えようとすると、ホストファミリーも一生懸命理解しようとしてくれました。また、公園やカードゲームで遊ぶ時は、言葉が通じなくても言語の壁を越えて一緒に楽しむことができました。
今回のホームステイで、どれだけ不安で英語力がなくても〝相手に伝えようとする気持ちや理解しようとする気持ち〟があればなんとかなることを学びました。
▽「ホームステイで学んだこと」井原中学校3年 髙渕結菜(たかふちゆいな)さん
ホームステイに行って、たくさんのことを学びました。まずは、物事をはっきり言うことです。自分が何をしたいのか、何が好きで何が嫌いなのかを伝えることが大切だと思いました。
次に、一つ一つのことにお礼をすることです。集合場所まで送って行ってもらった時やご飯を作ってもらった時、スーパーで何かを買ってもらった時など小さいことでもお礼をすることが大切だと思いました。例え、家族の一員だとしても礼儀を忘れないことを意識しました。
最後に、一日の出来事を伝えることです。ホストファミリーがいつも〝今日どうだった?〟と聞いてくれていて、自分が今日行った場所、遊んだことを伝えるだけでも、とてもいいコミュニケーションになると思いました。
▽「伝統を大切にするオーストラリア」芳井中学校2年 三宅優亜(みやけゆうあ)さん
研修に参加して、オーストラリアの人々は、昔の伝統などをとても大切にしていることを知りました。カウラ見学では、日本庭園や日本人墓地を訪れました。ここは、カウラ脱走で亡くなった人々を大切に思い、施設を大切に保管してくれていることを知りました。
他にも、ホストファミリーと会うと、歓迎のあいさつで特別な行事の時に行うアボリジニの煙を使った伝統儀式を体験したり、学校訪問などで、アボリジニの文化と触れる機会がたくさんありました。
今しかできない貴重な経験をたくさんさせていただいて感謝しています。
▽「オーストラリアでの思い出」芳井中学校2年 中山創司(なかやまそうし)さん
オーストラリアに行って一番印象に残っていることは、最終日に行ったブルーマウンテンズです。訪れる前は、〝どんな所なんだろう〟とワクワクする気持ちでいっぱいでした。訪れると、最大斜度52度の急勾配トロッコ列車〝シーニック・レイルウェイ〟は、席にベルトがなく、列車が登ったり降りたりした時は、遊園地のアトラクションのようでとても楽しかったです。
そして、ここで問題が起こりました。ブルーマウンテンズのお店では現金が使えず、キャッシュレスのみだったので、昼食を取ることができませんでした。このような多くの問題に直面しましたが、心に残る良い思い出となりました。
▽「初めての海外での学び」芳井中学校2年 菅原萌々乃(すがはらももの)さん
ホームステイでは、学校訪問やホストファミリーとショッピングをしました。
オーストラリアでは、体の中をきれいにする儀式のようなものがあったり、昼食の少し前に食べるモーニングティーというものがあったりと、日本にはない文化があることを、自分で実際に体験して初めて知りました。学校の生徒は、自分の好きなことや自分がしていて楽しいことなどを積極的に取り入れていたり、自分の個性をしっかり出していて、私の学校との違いに改めて気付きました。
この海外研修を通して、国と国との違いを共有し合い、誰もが平等であることや自分の好きな自分でいることが一番であることを改めて学ぶことができました。
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