■ヒートショックを防ぎましょう
ヒートショックとは、暖かい部屋から寒い部屋への移動など、温度の急激な変化が体に与える影響のことです。ヒートショックにより、血圧が大きく変動することで心臓に負担がかかり、心筋梗塞や脳梗塞などが起きる危険性が高まります。また、ヒートショックの影響でふらついたり、失神したりすることで、浴槽で倒れて溺れるなど入浴中の事故を引き起こすこともあります。
◆ヒートショックの危険性が高い人
・高齢者。日頃元気であっても、血圧が変化しやすく、体温を維持する生理機能も低下しているため、特に注意が必要です。
・高血圧・糖尿病・肥満体質の人
◆ヒートショックを予防するために、次のような対策を取りましょう!
◇入浴時の注意ポイント
・入浴前に脱衣所や浴室を暖める
・湯温は41℃以下、湯船に入る時間は10分以内を目安にする
・浴槽から急に立ち上がらないようにする
・食事直後や飲酒時の入浴を避ける
・入浴する前に同居者に一声掛けて、意識してもらう
◇家全体の注意ポイント
・室内を暖かくしたり、断熱効果を高めたりする
・家の中でも寒くなりやすいトイレや廊下・玄関などを暖める
◇東京都健康長寿医療センター研究所ホームページ「入浴時の温度管理に注意してヒートショックを防止しましょう」
高齢者が安全に入浴するポイントをまとめています。
◇日本気象協会ホームページ「ヒートショック予報」
気象予報情報に基づき、家の中でのヒートショックの危険性の目安を知ることができます。
問合せ:市保健所保健課総務係
【電話】434-9800
■受診は済みましたか?市のけんしん(生活習慣病予防健診・がん検診など)を実施中!
令和6年1月末まで(乳がん・子宮頸(けい)がん検診は3月末まで)、市が実施するけんしんを受けることができます。生活習慣病予防検診は500円です。受診の際は「けんしん受診券」を必ず持参してください。受診券がない人は、問い合わせ先へ連絡を。詳しくは、「倉敷けんしんガイド」か市ホームページで。
がんを含め生活習慣病は自覚症状がないまま進行することがあります。受診後に結果を見直し、生活習慣などを改善することで病気の予防につながります。また、早期発見できれば早期治療にもつながり、体だけでなく時間・費用の面でも負担軽減になります。
◇健診(健康診査)と検診について
健診とは、体の健康状態を総合的に確認するプログラムのことです。生活習慣などを改善し、病気を予防することを目的としています。市の生活習慣病予防健診は、メタボリックシンドロームに関する項目に重点を置いています。
検診は、特定の病気を発見するために行う検査のことです。定期的に行うことで早期発見につながります。市では、日本のがん死亡原因上位にある胃・肺・大腸・子宮頸部・乳の検診を実施しています。
◇治療中の人も受診の検討をしましょう
治療中の病気とは別の病気の兆候が見つかることがあります。かかりつけ医に相談の上でけんしんを受けましょう。
◇歯周病検診
実施医療機関は「倉敷けんしんガイド」で確認を。
対象:市内在住で、令和5年4月1日~6年3月31日に40・50・60・70歳になる人
実施期間:6年1月末まで。
料金:
・40・50・60歳…800円
・70歳…300円
問合せ:
市保健所健康づくり課健康増進センター【電話】434-9866
倉敷【電話】434-9822・児島【電話】473-4371・玉島【電話】522-8113・水島【電話】446-1115・真備【電話】698-5111の各保健推進室
■12月1日は「世界エイズデー」~あなたが変わればエイズのイメージが変わる。UPDATE(アップデート)HIV!
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)は、エイズ(後天性免疫不全症候群)の原因となるウイルスの名前で、感染すると、ほぼ自覚症状がないまま、病気への抵抗力(免疫)が低下していきます。さらに進行すると、正常な免疫があればかからない病気を発症し、エイズと診断されます。
HIVは性行為での感染が多く、予防には、コンドームの使用が効果的です。学校や仕事などの日常生活で、感染することはありません。早期発見し、早期に治療を開始・継続することで、発症を防ぎ、これまでと変わらない生活を送ることができるようになりました。また、治療を継続して、体内のウイルス量が減れば、他人へ感染させるリスクが大きく低下することも確認されています。
◇市保健所では匿名、無料でHIV検査(血液検査)を行っています
日時:
・定例検査…第2・4(火)午後(結果は翌週に判明。予約制)
・休日迅速検査…12月3日(日)13時~15時(当日中に結果判明。予約不要)
予約・相談:エイズホットライン【電話】434-9099
問合せ:市保健所保健課感染症係
【電話】434-9810
■心の健康づくり講座「私たちの声を聴いてください~心に寄り添う関わりとは」の受講者募集
日時:2月7日(水)13時半~16時
場所:環境交流スクエア(水島愛あいサロン)
内容:精神障がいがある方からのお話、額田敦史氏(まきび病院臨床心理士)による講演、心ネットワーク水島の活動紹介
対象:市内在住の人
定員:先着50人
申込方法:1月10日(水)~25日(木)に、市コールセンター【電話】426-3030へ電話で。
問合せ:水島保健推進室
【電話】446-1115
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