「フレイル」とは、加齢とともに運動・認知機能が低下し、心身がストレスに弱くなっている状態のことです。多くの高齢者が、フレイルを経て、要介護状態になると考えられています。フレイルは早期発見・対処することで改善するといわれています。継続的な運動・栄養バランスの取れた食事・社会参加で、フレイルを予防しましょう!
■ワイドスクワット
一般的なスクワットより足幅を広げて行うため、内ももの筋肉を鍛えることができます。転倒に気を付けながら、体力・体の状態に合わせて行いましょう。
◇効果
・腰を落とす動作で股関節の柔軟性が向上し、転倒を予防。足への血流が良くなり、冷え・むくみを予防
・内ももの筋肉を鍛えることで、О(オー)脚による膝の痛みの軽減。骨盤底筋群が働き、尿漏れを予防
◇方法
(1)足を肩幅より広めに開いて立ち、爪先を外側に向ける
(2)手を腰に当て、背筋を伸ばしたまま、4秒かけて腰を落とす〔膝は爪先と同じ方向にし、爪先より前に出さない〕
(3)4秒かけてゆっくりと腰を上げる
(4)(1)~(3)を5回1セットで行い、2・3セットを目安に行う
■介護予防事業の教室受講者募集
期間:4月~6月(ぴんしゃん倶楽部は4月~9月)
場所:くらしき健康福祉プラザ
対象:市内在住の65歳以上
受講料:無料
申込方法:3月9日(土)までに本人または同居家族が、電話か窓口で。1人1教室。多数の場合は抽選
◆転倒予防教室
◇はつらつコース
日時:毎週(火)10時~、毎週(火)14時~、毎週(水)14時~、毎週(木)14時~、毎週(土)10時~、毎週(土)14時~。1時間半
内容:自宅でも続けられる運動、健康講話など
定員:各25人
◇ステップコース
日時:毎週(木)10時~11時
内容:マットの上を決められたステップで歩くスクエアステップなど
定員:25人
◆食とお口の嚥(えん)むすび教室
日時:毎週(金)10時~11時
内容:講話、調理実習、そしゃく力の確認、健口体操など
定員:12人
◆認知症予防教室
◇ぴんしゃん倶楽部
日時:毎週(水)10時~11時半
内容:認知機能の確認、認知症予防の運動・講話、脳力トレーニングなど
定員:25人
◇男の脳活倶楽部(男性のみ)
日時:毎週(水)14時~15時
内容:認知機能の確認、認知症予防の運動・講話、脳力トレーニングなど
定員:16人
問合せ:くらしき健康福祉プラザ介護予防事業(笹沖180)
【電話】434-9861
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