6月~10月は、梅雨前線や台風の影響により降水量が多い「出水期(しゅっすいき)」と呼ばれ、河川沿いや低平地では浸水被害、海岸沿いや低平地では高潮被害、山間部や山すそでは土砂災害が発生しやすい時期です。
ポータルサイト「倉敷防災ポータル」などで最新の防災気象情報を収集するよう心掛け、避難情報が出たり、危ないと感じたりしたときは、直ちに避難しましょう。
また、政府の地震調査研究推進本部は、南海トラフ(四国沖から紀伊半島沖の水深4千メートル級の深い溝)で周期的に発生している巨大地震が30年以内に発生する確率を、70~80パーセントと発表しています。前回は昭和21年の昭和南海地震で、県内でも52人が亡くなり、千200戸の建物が全壊するなど大きな被害が出ました。
突然襲ってくる地震には、あらかじめ避難することができません。いつか必ず発生する南海トラフ巨大地震に備え、万全の態勢を整えましょう。
問合せ:本庁危機管理課
【電話】426-3645
■災害の危険性が高まった場合などに市が発令する「避難情報」を確認しましょう 警戒レベル4で必ず避難してください!
警戒レベル3「高齢者等避難」で避難に時間のかかる高齢者や障がいのある人、警戒レベル4「避難指示」で全員が危険な場所から避難しましょう。警戒レベル5「緊急安全確保」は、すでに災害が発生するなど命が危険な状況です。また、必ず発令される情報ではないため、警戒レベル5の発令を待つことなく、警戒レベル4までに必ず避難しましょう。
◇警戒レベルの一覧表(内閣府)
■あなたや家族の命を守るもの…それは「正確な情報を得ること」です!
◇「倉敷防災ポータル」で正確な情報を入手しましょう
災害時には、いち早く正確な情報を得ることが、あなたや家族の命を守ることにつながります。市では、市民の皆さんが防災情報を分かりやすく入手できるよう、「倉敷防災ポータル」を開設していますので活用してください。
他にも、緊急速報メールや緊急告知FMラジオ、テレビのデータ放送(リモコンのdボタンで表示)、ラジオ、ホームページ、スマホ用防災アプリ、県の防災情報メールなどを活用して、気象情報・警戒レベル・台風の進路・河川の水位・港湾の潮位・避難情報などを確認しましょう。
◇ブックマーク・お気に入り登録を!
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※上記はキャッシュサイト(複製)のアドレスです。災害時のアクセス集中を防ぐため、ブックマークにはこちらを登録し、利用してください。
◇倉敷防災ポータルで入手できる情報
・市内に発令中の避難情報
・警報・注意報など、気象庁が発表する情報
・各地点の水位や雨量、河川カメラの情報
・指定緊急避難場所の開設状況や場所、現在地からの経路
・ハザードマップなどの電子データ(ダウンロード可能)
・土砂災害危険度分布、洪水危険度分布、浸水想定区域(洪水・内水・高潮・津波)、土砂災害警戒・特別警戒区域
・消防車が出動した火災など、消防からのお知らせ
・防災に関するさまざまなホームページのリンク集
問合せ:本庁危機管理課
【電話】426-3645
■ハザードマップなどを活用して、避難先や避難の方法・タイミングを考えておきましょう
日頃からハザードマップなどで、住んでいる場所や通学する学校、勤め先などの災害リスクを把握し、避難先や避難の方法、タイミングなどの避難行動について家族で話し合い、「マイ避難プラン」を作成・共有しておきましょう。
◇避難先を確認しておきましょう
避難情報が発令されたとしても、全員が避難しなければならないというわけではありません。例えば土砂災害の発生を警戒した避難情報が発令された場合に、近くに山や斜面のない平野部にいるのであれば、避難のための移動がかえって危険になる場合もあります。避難情報が「どのような災害を警戒するものなのか」「対象地域はどこか」などを踏まえ、避難の必要性をよく確認し、安全な場所にいる場合はその場所で待機しましょう。
また、避難が必要な場合であっても、市が開設する指定緊急避難場所に行くことだけが避難ではありません。災害想定や状況によって避難可能な場所が異なるので、複数の避難先を検討しておきましょう。
◇大雨(洪水)を想定した場合の避難先・方法
・親戚や知人宅などに避難
・車で運動公園駐車場などに避難し、車中避難
・自主防災組織などが運営する届出避難所へ避難
・市が開設する指定緊急避難場所(学校や公民館など)に避難
・自宅の2階以上へ垂直避難(浸水深が3メートル未満の地域に限る)
◇ハザードマップの確認方法
各種ハザードマップは、市ホームページまたは市統合型GISから確認できます。
〔本紙4ページの二次元コード参照〕
・各種ハザードマップ
・市統合型GIS
・マイ避難プラン
問合せ:本庁防災推進課
【電話】426-3131
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