「フレイル」とは、加齢とともに運動・認知機能が低下し、心身がストレスに弱くなっている状態のことです。多くの高齢者が、フレイルを経て、要介護状態になると考えられています。フレイルは早期発見・対処することで改善するといわれています。継続的な運動・栄養バランスの取れた食事・社会参加で、フレイルを予防しましょう!
■共食でフレイル予防!
年齢を重ねると、食事量の減少や食事内容の偏りなどから、エネルギーやたんぱく質が不足し、低栄養状態になることがあります。また、一人で食事を取る「孤食」は、栄養バランスの偏りや不規則な食生活、食欲低下による食事量・回数の減少など、低栄養や体重減少につながりやすくなります。
逆に、誰かと一緒に食事を取る「共食」の機会を月に何回か持つことは、高齢者の体重減少の予防につながるという研究結果もあります。その他にも「共食」には次のような良いことがあります。
・コミュニケーションを取りながら食事ができる
・食事がおいしく楽しく感じられる
・品数が増えて多様な食材が食べられる
・食事や生活のリズムが整いやすくなる
楽しい食事の時間は食欲を増進させます。家族や友人、地域の人と一緒に食事をする機会を増やして、共食でフレイルを予防しましょう。
問合せ:くらしき健康福祉プラザ介護予防事業
【電話】434-9861
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